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新型BMW7シリーズは静粛性と“ゆとり感”が劇的に向上しフラッグシップとしてお墨付きに【海外試乗】

5/14(火) 6:50配信

Webモーターマガジン

マーケットニーズに応え大幅なデジタル化

マイナーチェンジされたBMW7シリーズをポルトガルでテスト。フラッグシップとしての誇りを賭けた、大幅な進化を遂げていた。(Motor Magazine 2019年6月号より)

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世界の7シリーズのマーケットシェアを見てみると、日本3%、ドイツ本国5%、韓国5%、南アフリカ7%、アメリカ17%となるが、中国は断然トップで41%を占めるという。中国で7シリーズが受けているのは知っていたが、これは予想以上の数字である。

しかも購入者の平均年齢が38歳、初めてのクルマとして買う。そんな彼らはデジタル化を求めているようで、BMWもそれに対応して大幅な進化を遂げた。

エクステリアで見ると、40%面積が増えたキドニーグリルは圧巻だ。グリルを成立させるためにボンネット前部は5cm高くするなど、マイナーチェンジの枠に収まらないレベルのボディの変更を行っている。

もちろんフロントフェンダーも変更され、タイヤアーチの後部のエアブリーザーは垂直に立って、より格調高く見えるようになった。ボンネット先端に付くBMWのエンブレムもグリルに合わせて大きくなっている。

ボンネットのスラントが小さくなったために運転席からの視界が変わり、見切りが非常に良くなり、車幅感覚がつかみやすい。左右のテールランプはL字型だが、それを繋ぐように横一線の細いランプを追加。夜間の後ろ姿はかなり印象が違う。

ドライバーにとってはオペレーティングシステム7.0の導入が目新しい。これは最新の8シリーズ、3シリーズにも採用された新しいコクピットでタコメータの針が反時計回りで上昇していくタイプだ。

そしてインテリジェントパーソナルアシスタントではクルマに話しかけて質問したり、情報を聞いたりすることができる。画面に触れて操作するタッチディスプレイ、オーディオなどの操作を空中で操作するジェスチャーコントロール、エアコンなど、様々な操作を声で指示できるボイスコントロールも装備された。

ドライビングアシスタントには、直近に走行した50mをクルマが記憶していて、その軌跡をなぞりながら自動でバックしてくれるパーキングアシスタント機能が加わった。

そしてACCとレーンキープアシストの併用により操作のストレスを軽減することで、長距離ドライブが楽になるシステムもさらに向上している。さらに手放し運転もできるが、その時間の長さは国によって規則が異なるため許される範囲で最大限使えるようにしているという。

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最終更新:5/14(火) 6:50
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