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カンヌ映画祭2019:注目の上映作品について

5/14(火) 12:20配信

エスクァイア

 2019年5月14日から5月25日まで開催される、第72回カンヌ映画祭。金の箔押しがされた招待状が皆さんの家に届くことはまずないと思いますが、だからと言って、今年の作品ラインナップに興味を持たない理由にはなりません。

 出品作品が発表され、映画業界やソーシャルメディアでは、出演俳優たちの話題で持ちきりになっていることでしょう。
 
 カンヌ映画祭は、必ずしも下半期の映画祭シーズンで活躍する作品を占うものではありませんが、これから話題となる可能性のあるアートハウス系映画について知ることができます。2018年に行われた第71回カンヌ映画祭グランプリ作品には、スパイク・リー監督の『ブラック・クランズマン』、監督賞はパヴェウ・パヴリコフスキ監督『コールド・ウォー』、そして最高位のパルムドールには是枝裕和監督の『万引き家族』が選ばれ、これら3作品はその後行われた主要映画祭でも受賞作品に名を連ねていました。 
 
 では、第72回の話に戻りましょう。前評判では、クエンティン・タランティーノ監督作品でレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット、マーゴット・ロビーが共演する『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』がオープニング作品ではないか?とされていました。また、『レディ・バード』でオスカーにノミネートされたグレタ・ガーウィグ監督が、シアーシャ・ローナンとティモシー・シャラメをキャスティングした『若草物語』のリメイク版を上映するのでは? と話題となっていました。

 ところが、カンヌ国際映画祭総代表ティエリー・フレモー氏が当初発表したノミネート作品に、いずれの監督の名前はなかったのでした…。フレモー氏は、期限までにはまだ作品が追加されると説明したため、まだ撮影が完了していないとみられるタランティーノ監督の9作目、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の駆け込みエントリーを示唆したものとなりました。 
 
 既に発表されたのは、タロン・エガートン主演でミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いた、デクスター・フレッチャー監督の『ロケットマン』(リチャード・マッデン、ジェイミー・ベルも出演)。こちらは招待作品となりますが、ロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーの軌跡を描き、アカデミー賞でまさかの4部門を受賞した『ボヘミアン・ラプソディ』の快挙に続いて、話題をさらうことが期待されています。

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最終更新:5/14(火) 12:20
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