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2億3000万円のマクラーレンを徹底解説! 新型モデルのスピードテイルとは?

5/14(火) 20:47配信

GQ JAPAN

ユニークなデザインで登場したマクラーレンのフラグシップモデル「スピードテイル」とは一体?

【写真を見る】想像以上に実用的なインテリアとは?

直線路の最高速度を重視!

マクラーレンの新しいフラッグシップモデル“スピードテイル”が2019年のジュネーブ・ショーで一般公開された。

スピードテイルはマクラーレンの「アルティメイト・シリーズ」の第3作目にあたる。初作は「P1」、2作目は「セナ」で、価格はいずれも1億円超だった。

しかし、スピードテイルのプライスはそれらを上まわる160万ポンド(約2億3000万円)!マクラーレン・ロードカーのシリーズモデルとしては過去最高額だ。

ただし、スピードテイルのコンセプトはこれまでのマクラーレンとは大きく異なる。彼らが手がけてきたロードカーの特徴は、程度の差こそあれ、サーキット走行を軽々とこなすコーナリング性能の高さにあった。

しかしスピードテイルで追求されたのは直線路での最高速度であり、長距離を楽々と走りきるグランドツアラー性だった。このためマクラーレンはスピードテイルのことを“ハイパーGT”と呼ぶ。

つての“F1”を強く意識した内容

スピードテイルのもうひとつの特徴は、1992年に誕生した伝説のマクラーレン「F1」を強く意識している点だ。

かつてF1が記録した最高速度243mph(約389km/h)を越える250mph(約403km/h)に到達するパフォーマンスを実現するほか、「セントラル・ドライビングポジションの3シーター」というレイアウトもF1そのまま。限定生産台数を106台とさだめたのも、F1の総生産台数がこの数字だったことにちなんでいる。

事前予約で完売!

もっとも、スピードテイルを手にできる106人の幸運なオーナーはすでに確定している。2016年7月、これまでにF1やアルティメイト・シリーズなどを購入した上顧客を集め、スピードテイルに関する事前説明がおこなわれたという。

このとき、クルマの諸元はおろかモデル名さえ明らかにされず、“オーナー候補”に提示されたのは簡単なイラストだけだったそうだ。しかし106名の枠はあっという間に埋まり、彼らは喜んで手付け金を支払ったという。その額は明らかにされていないが、どう考えても1000万円は下らないだろう。

つまり、彼らはわずかなイラストだけを手がかりにしてスピードテイルの購入を決めたのだ。それでも、キャンセル待ちのリストは100人を越えていたらしい。

翌年、“オーナー候補”にはより詳細な情報が開示され、あらためて購入の意思を確認した。この段階でキャンセルすれば手付け金は払い戻される約束だった。

結果はというと、スピードテイルのコンセプトを知った彼らはその内容に深く満足し、誰ひとりとしてキャンセルする者はなかったという。

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最終更新:5/14(火) 20:47
GQ JAPAN

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