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中国車の常識を覆す「Lynk & Co」に迫る! ボルボもかかわる驚きの実態とは?

5/14(火) 21:16配信

GQ JAPAN

わずかな試乗でもわかる魅力とは?

富士スピードウェイには12時頃到着し、まずは中華のお弁当をいただく。今回はグローバル・ローンチ・イベントということで、中国から500人規模のプレスがやってきているという。黒塗りのトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」がズラリと並び、大型バスも何台か駐車場にいたのは彼らを運んでいたのだ。

プログラムはテスト・ドライブから始まった。13時にピットに行ってみると、ブルーとブラックの03が日本のプレス用に2台用意されていた。

レーシングコースをおおむね2周する。ただし、マーシャル・カーのレクサス「RC F」に先導されて。ということもあって、あまり多くは語れない。とても静か、ということはいえる。

全開にほとんどしてないし、小雨が降っていて路面が濡れていたこともあるかもしれない。それにしても、静かで、1.5リッターの直列3気筒ターボエンジンとは思えぬほどの力強さとスムーズネスを持ち合わせている。

富士の路面は平滑なので、乗り心地についても確たることは申しあげられないけれど、ボディはしっかりしているし、ロールは穏やか、かつ自然で、リアにディフューザーが設けられているなど、高性能セダン風の外観に似合わず、ガチガチのゴチゴチではないことは間違いない。むしろソフトで、快適志向。

ハンドリングも、とくにスポーティという感じではないけれど、鼻先が軽くて素直に曲がる。パワーアシストの設定もさることながら、3気筒だから、実際にフロントが軽いのだろう。

レクサス RC Fの後ろ姿を眺めてのドライブは、走っているあいだは長く思えたけれど、終わってみればアッという間だった。降りる段になって、筆者の頭にサーブ「9-3」が浮かんだ。いまはなき、北欧の穏やかなタイプのセダンである。

2003年に登場した2代目9-3を、もっと静かで快適にした感じのように思ったのだ。単にリアクオーターのデザインを含めた、全体の造形が似ているように思ったからかもしれない……。

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最終更新:5/14(火) 21:16
GQ JAPAN

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