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中国車の常識を覆す「Lynk & Co」に迫る! ボルボもかかわる驚きの実態とは?

5/14(火) 21:16配信

GQ JAPAN

静粛性などは中国人好みに

試乗後、ピットにいた中国人のエンジニア氏に聞いてみると、「中国人は静かなクルマが好きだから、ボルボXC40より努力している。ボルボにはこのクラスのセダンがまだないし、SUVのほうがセダンより騒音の許容範囲が広いから」とのことだった。

具体的にはアンダー・ボディとアッパー・ボディを隔てる防振材を増やすなどの工夫をしているという。

ハードウェアとしては「アウディ『A3』のようなクルマをつくりたかった」と、率直に彼は語った。2013年から、ボルボと一緒に03の開発に取り組んでいて、「単なるスポーツではなくて、スポーティでラグジュアリーなクルマ」を彼は目指していた。けれど、中国マーケットでは重いステアリングも硬い乗り心地も好まれない。もっとドイツ車っぽくしたかったけれど、結局はシティ・ドライブを重視して、少しソフトに振ったのだという。

ちなみに、「ヨーロッパで売るときにはもっとスティッフでスポーティにする」と、付けくわえられた。

比較的大きなボディ

新型車の発表会にもかかわらず、スペック表やカタログの類の配布はなかった。ただ、都会的でオシャレなメッセージがあるのみである。

そこで、中国語のサイトから数値を書き留めておく。

全長×全幅×全高は4657×1840×1460mm、ホイールベースは2730mmで、ボルボXC40よりトランクがうしろにある分、20cmちょっと長くて、ちょっぴり幅が狭くて、SUVではないから、ちょうど20cm背が低い。

名前が出たアウディA3セダンのホイールベースは2635mm、全長は4465mmだから、近頃のボルボは、これはボルボじゃなくてLynk & Coだけれど、どのモデルもライバルよりもデッカいのである。

ワイド・トレッドで、01、02とも共通のヘッドライトとフロント・グリルの組み合わせが深海魚みたい、といっても具体的にこういう深海魚がいるのかどうか定かではないけれど、地上では見慣れない、一度見たら忘れない特徴的なマスクを持っている。新興ブランドだから、認知されるべく存在感を出そうと、意図的につくられたものだ。

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最終更新:5/14(火) 21:16
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