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子のしつけ問題。私は甘い?と悩む前に考えてほしいこと

5/14(火) 14:30配信

webマガジン mi-mollet

 物に溢れる現代。子どもにどこまで物を与えるか、親としても方針を定めるのが難しくなっているようです。広告代理店営業ウーマンの先駆け的存在で、現在はプロデューサー、コメンテーターなど多岐に渡って活動されている飯野晴子さん。女手一つで2人の子どもを育ててこられた経験から、「周りに左右されず、しっかりと自分のスタンスを持ちましょう」と説いています!

ロロさんからの質問

Q. 子供にどこまで物を買ってあげ、どこから我慢させるべき?  

幼児連れで観劇やテーマパークに行くたびに、何か買うことをせがまれます。安くはないのでためらいますが、他の友達が買ってもらっているのを見ると、「まあいいか」ということになりがちです。そのことを夫に「甘やかしだ」ととがめられます。しかし、我慢させると大泣きし、チック症状が出るので、どこまでが躾として必要なのか戸惑っています。一方で、親が次々と買い与える周囲の様を見て、それがスタンダードでもいけない気がします。皆さまのお考えを知りたいです。(44歳)


特別ゲスト 飯野晴子さんの回答

A. 周りの基準を知りたがるのではなくて、自分がどうしたいか、そのスタンスをしっかり決めましょう。

ロロさんのお悩みに答えるには、私はあまりに歳をとり過ぎている気もするのですが……。というのも、私が子育てしていた時代は、今ほどモノが溢れ返っていませんでしたから。

 先日ね、お蕎麦屋さんに行ったら隣に子連れの若い夫婦が座っていて。子どもがお子様セットを頼んだらオモチャが付いていたみたいで、バスケットの中から好きなものを1個選んでいたんです。今ってそんなふうに、簡単にオモチャがもらえる時代なんだな~と思ったものです。100円のガチャガチャでも、かなり立派な商品が出てくる。こうなってくると、オモチャに対するスタンスをしっかり決めておかないと、流されてしまいますよね。

今よりはるかにモノが少なかったと言っても、私の娘たちが小さかった頃は、ひみつのアッコちゃんグッズがものすごく流行っていて、多くの女の子たちがそれを持っていました。でも私は一切買わなかったんです。そうしたら、娘たちも欲しがらなかったの。大きくなってから「そりゃあ欲しかった」と言ってましたけど、「でも買ってくれないのが分かっていたから」と諦めていたそうでうす。そんなふうに「買わない」という確固とした親のスタンスがあれば、子どもにも伝わるんじゃないかと思うんです。

お悩みを拝見していますと、ロロさんは周りの基準というものをとても知りたがっていらっしゃいますよね。厳しいことを言ってしまうようですが、それってロロさんの中にまだ自分のスタンスがないってことじゃないかしら。お子さんが泣きわめいたりチックが出たりするのは、そういった隙があるからだと思うんです。だから周りがどうとか関係なく、自分がどういうスタンスで子どもと向き合うか。まずはそこをしっかり決めて、決めた以上は子どもにきちんと伝える。それが大事だと思いますよ!
 

PROFILE飯野晴子(いいのはるこ)プロデューサー、コメンテーター、ブロガー。1943年生まれ。35歳で離婚後初めて就職。広告代理店営業ウーマンに道を開いた。ロエベ、フェラガモ、ポルシェ等数々のラグジュアリーブランドを担当。退職後は、都会と海辺の家を行ったり来たりしながら、企業や商品のPRプロデュース、TV番組の出演、セミナー講師、講演活動などさまざまな分野で活動中。アメーバブログでは、文化人部門で常に上位50位前後に位置するなど、ブロガーとしての人気も高い。また、ブログ読者の悩み相談を受けることから始まったワークショップは、週末を過ごす家で定期的に開催、全国から女性が参加し人気を博す。「チーム・ソルトン&セサミ」(2008年~)の設立メンバーとしてチャリティ活動も積極的に行っている。(ブログはコチラ→http://ameblo.jp/iino-haruko/) この人の回答一覧を見る山本奈緒子(やまもとなおこ)1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る 取材・文/山本奈緒子 

飯野 晴子

最終更新:5/14(火) 14:30
webマガジン mi-mollet

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