ここから本文です

政治家とヤクザとの関係がなくならないワケ

5/15(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

溝口:ヤクザによって命まで絶たれてしまったのが、2007年に長崎市長が山口組系の水心会幹部に射殺された事件です。長崎市が発注する工事に絡めなかった、あるいは自分の運転する車が市の道路工事で事故に遭ったのに補償がなかったとかで恨んでいたという話だった。

鈴木:俺も取材に行きましたが真相は分からなかった。

溝口:しかしながら暴力団の存在は、やはり政治家にとって危険性を孕んでいる。

鈴木:それでも政治家とヤクザとの関係がなくならないのは、票を集める、選挙妨害をする、カネを融通する、情報を集める、口利きをする、トラブルを処理するといった、彼らにしかできない仕事があるからです。

溝口:今後も、政治家とヤクザの関係と、それをめぐるトラブルはなくならないでしょう。

●みぞぐち・あつし/1942年東京浅草生まれ。早稲田大学政経学部卒。『食肉の帝王』で講談社ノンフィクション賞を受賞。『暴力団』、『山口組三国志 織田絆誠という男』など著書多数。

●すずき・ともひこ/1966年北海道札幌生まれ。『実話時代』の編集を経てフリーへ。『潜入ルポ ヤクザの修羅場』など著書多数。近著に『サカナとヤクザ』、『昭和のヤバいヤクザ』。

※週刊ポスト2019年5月17・24日号

2/2ページ

最終更新:5/15(水) 7:00
NEWS ポストセブン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事