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チームマネジメントに長けた原監督 混戦に見えるが「余力」十分のチームとは?

5/15(水) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

「J.T. STRENGTH & CONDITIONING」の代表取締役社長として活動しているJ.T.(高橋純一)と申します。今回はコンディショニングの観点から見たチームマネジメントについてお話しさせていただきます。
 
 私はロッテ、ヤクルト、DeNAと3球団でトレーナーとしてコンディショニング部門に携わってきましたが、フロント、現場の首脳陣、コンディショニング部門が三位一体となっているチームはペナントレースを勝ち上がる印象があります。

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 選手それぞれ特徴があり、春先に結果を出す選手がいれば、気温が上がる夏場以降に調子を上げる選手もいます。相手との相性もあります。首脳陣は143試合という長丁場を見据えて選手を起用します。例えば、春先から調子の良い投手も使い続けると疲弊しています。目先の結果にこだわるあまり、連投で負担を掛けさせた結果、調子を崩したり、故障して戦線離脱したりするケースもあります。

 コンディショニング部門と密にコミュニケーションを取って選手の上場を把握し、優勝という目標から逆算してシナリオをきっちり作っている組織は強さを感じます。例えば、巨人は打撃不振のゲレーロ、ビヤヌエバが5月6日にファーム降格しました。両外国人は一発の魅力を秘めた怖さがありますが、原辰徳監督は使い続けるより、一度、二軍で調整して状態を取り戻した方が選手やチームにプラスアルファをもたらすと判断したのだと思います。チームマネジメントに長けた采配術で名将と呼ばれるゆえんだと思います。

 パ・リーグではソフトバンクが主力の柳田悠岐選手ら故障者が続出した中で、新人の甲斐野央投手、泉圭輔投手や周東佑京選手、釜元豪選手らイキの良い若手が活躍しています。現在、首位を快走していますが、柳田選手が戦列復帰したら打線にさらに破壊力が増すので、勢いが加速する可能性が十分にあります。2位以下は混戦ですが、楽天は開幕ダッシュに成功した後に一時は失速しましたが、則本昂大投手、岸孝之投手とダブルエースが故障で不在の中での成績なので健闘していると言えるのではないでしょうか。まだまだ余力は十分にあると思います。

 ゴールデンウィークで長期の連戦を終え、この時期は開幕からの疲れが一気に出る時期です。選手たちは体調管理に気を付けて素晴らしいプレーを見せてほしいですね。

写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:6/3(月) 14:24
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