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気持ちいい!だけじゃない。あなたが泳ぐべき6つの理由

5/15(水) 7:00配信

Tarzan Web

3. 浮力が筋肉を解放。肩こりや腰痛も軽くなる

日本人の国民病といえるのが肩こりと腰痛。その大半は骨や関節などに異常がなく、筋肉と筋膜に原因がある。この慢性的な筋・筋膜性の凝りや痛みには水泳が効く。

水中では浮力が働くため、胸の上まで水に入ると体重は15%ほどに減る。カラダの重みが減ると筋肉が緊張から解放されて血行が良くなる。その状態で肩を大きく回すストロークを繰り返すと肩まわりがほぐれるし、浮いているだけで腰まわりのこわばりもリセットされるから、筋・筋膜性の肩こりや腰痛が和らぐのだ。長年の不摂生を一度でリセットするのは難しいから、定期的にプールに通おう。

ただし競泳選手は泳ぎすぎで逆に肩こりや腰痛を起こすことも。肩の腱に炎症が生じる水泳肩、姿勢を保つ背筋の過度な緊張による腰痛が発生するケースもあるのだ。一般人の発生リスクはレアだが、念のために泳ぎすぎには注意して。

4. 水の抵抗が適度な負荷に。筋トレ効果でボディが引き締まる

スイマーには均整の取れた体型をしている人が多い。水泳には筋トレ効果があり、泳ぐだけで知らない間に筋肉の鍛錬になるのだ。

「空気と比べると水の粘性係数は43倍、負荷抵抗は854倍になり、その抵抗が筋肉に加わると立派なトレーニングになるのです」

加えて水の抵抗を用いると、等速性収縮というちょっと変わった筋肉の使い方ができる。

等速性収縮とは、関節運動に伴い、あらゆる角度で同じ負荷が同じ速度で加わること。

地上では特殊かつ高価なマシンを使わないとできないが、水中では抵抗は均一に加わり、手足を速く動かそうとしても抵抗が強くて思ったように動かせないため、結果的に等速性収縮に近い形で筋トレが行える。等速性収縮は筋肉と関節へのストレスが小さく、故障の危険性が低いのが特徴。水泳は安全確実な筋トレなのだ。

5. 水圧で筋肉ポンプが活性化。下半身のむくみが取れてすっきり

地上で立った姿勢では重力の影響で血液の約7割は心臓より下を巡る。下半身に溜まった血液はふくらはぎなどの筋肉の伸縮によるミルキングアクションで還流する仕組みだが、運動不足で坐り仕事が多いとミルキングアクションが作動しにくくなり、下半身に血流が停滞してむくみが生じる。

水中では水圧でミルキングアクションが活性化されて下半身のむくみが改善されやすい。水圧は水深が深くなるほど強くなるから、水中ウォーキングも効果的。

「さらに水圧で血流が良くなると、心臓にあるセンサーが働いて“体内の水分が増えたから減らそう”と判断。抗利尿ホルモンの分泌を抑えて排尿したくなりますから、むくみの解消にも役立ちます」

プールに入るとオシッコがしたくなるのは冷えだけが理由ではないのだ。トイレ後は脱水を防ぐために水分補給をお忘れなく。

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最終更新:5/15(水) 7:00
Tarzan Web

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