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FIFA U-20 ワールドカップでブレイク!? 見逃せない南米の注目選手達

5/15(水) 19:02配信

footballista

 毎回、数多くのスター候補生が参加するU20ワールドカップ。南米からはこれまでにリオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロ(ともにアルゼンチン)、ホセ・マリア・ヒメネス(ウルグアイ)、ガブリエル・ジェスス(ブラジル)、ハメス・ロドリゲス(コロンビア)といった選手たちが同大会で才能の片鱗を見せており、サッカーファンなら見逃せない大会だ。日本ではJ SPORTSでの全試合生中継が決定している。来る5月23日(木)への開幕へむけて今大会で注目すべき各国の逸材の中から今回は選りすぐりの4名を紹介しよう。

文 Chizuru de Garcia(チヅル・デ・ガルシア)
写真  photogamma

レオナルド・カンパーナ

 最初に紹介するのは、今大会の予選となったU20南米選手権で得点王となり、エクアドルの初優勝に大きく貢献したFWレオナルド・カンパーナ。2000年7月24日生まれの18歳で、エクアドルの名門バルセロナSCのトップチームでプレーしている。

 実はこのカンパーナ、国内でも有数のエリート一家に属する御曹司で、父親のパブロ・カンパーナはテニスプレーヤーから企業家に転身して成功をおさめた後、現在はエクアドルの貿易相を務めており、母方の祖父イシドロ・ロメロは同国を代表するビジネスマンで大富豪というバックグラウンドを持つ。貧しい生活から養ったレジリエンスを糧に大成するケースが多い南米では珍しいタイプの選手と言えるだろう。

 祖父はかつてバルセロナSCの会長を務めていたことがあり、巨額の資金を注ぎ込んでチームの強化を図った結果、90年にコパ・リベルタドーレスで準優勝を遂げる好成績を残したことから、同クラブのホームスタジアムが「イシドロ・ロメロ」と名付けられた。祖父の名がつけられたスタジアムを本拠地とするクラブの下部組織に16歳で入団したカンパーナは、親族のコネで入ったと懐疑的な目で見る一部の人々を見返すかのように16試合で15ゴールをマーク。その後も得点を量産し続けて一躍注目を浴び、最終的にバルセロナの下部組織では40試合に出場して41ゴールを決め、往年の名選手イバン・カビエデスの再来と呼ばれるようになった。

 187cmの長身だが、優れたテクニックとスピードを駆使したドリブルを得意とする。圧倒的な突破力でマークを引き寄せながら得点に持ち込む粘り強さと決定力では群を抜いており、今大会におけるエクアドルの行方の鍵となることは間違いない。

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最終更新:5/15(水) 19:02
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