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築100年の住宅も?アメリカの「中古住宅」が人気なワケ

5/15(水) 10:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

アメリカ不動産投資の魅力というと、「キャッシュフロー」を最大化できる点があげられるでしょう。そのためには、国内不動産投資と同様に、物件の価値を見極める「目利き」が必要となります。そこで重要となるのが、物件を正しく目利きする「アメリカ人の目」を持つことです。本記事では、書籍『日本人が絶対に知らない アメリカ不動産投資の話』より一部を抜粋し、アメリカの「中古住宅」が人気な理由を解説します。

DIYにより「自宅の資産価値」を高めるのが一般的

◆DIYを楽しみながら、住宅の資産価値を上げる

アメリカ人が不動産の価値を守るためにしていることは、ゾーニングやHOAといった、行政やエリアレベルでの管理だけではありません。

「DIY(Do It Yourself)」、つまり「手作り」で家の修繕や改装をして、住み心地を良くしつつ、売却価格を維持、上昇させることは、実に多くのアメリカ人が実行しています。自分たちに必要なものは自分たちで作るというのは、そもそもイギリスから東海岸に移住してきて、西部の荒野を開拓していった時代から続く、アメリカ人のDNAのようなものかもしれません。

アメリカには、SEARS、THE HOME DEPOT、LOWE'Sといった巨大なホームセンターが各地にあり、DIYに必要な素材や、工具がなんでも売っています。それこそ、やる気さえあれば、自分だけで家一軒を建てることができるくらいの品揃えです。

私の実感では、家を持っているアメリカ人の10人のうち8人は、DIYを趣味にしています。ちょっとした家具を作ったり、建具の修理、壁を塗り替えたりといった程度のことから、フローリングの張り替え、使っていないガレージをベッドルームに改装する、果ては、部屋を付け足す増築(これには行政の許可も必要ですが)といったレベルまで、多くの人がDIYを楽しんでいます。

アメリカの住宅は基本的に日本よりも大きく、部屋数も多いので、使っていない部屋があることもよくあります。そこで使っていないひと部屋を全面的にリフォームして、それが終わったらその部屋を使いながら、今度は隣の部屋をリフォーム、という具合に、ひと部屋ずつリフォームを進めていき、数年かけて家全体を新しくしてしまうというやり方がされることもあります。

このようにアメリカ人の間では、家は自分で、自分たちの好みに合った暮らしやすいものに変えていくという考え方が主流です。それも、そのリフォームの工程自体を趣味として楽しみながら行います。そこで、基礎や構造体、エアコンや配管といった部分さえしっかりしていれば、中古であるからといって避けられることはなく、中古であることはあまりマイナスの評価になりません。

これも、中古の建物でも価格が下がるとは限らない理由の一つです。

さらに、同じ築年数の中古住宅で、ボロボロの建物と、綺麗にリフォームされている建物とがあれば、他の条件が同じなら後者の方が高く売却できるでしょう。つまり、DIYによるリフォームは自宅の資産価値を高める意味もあります。

このように、アメリカ人にとって、住宅のDIYは、

●その作業自体が楽しく

●自分たちに暮らしやすい家がつくれて

●資産価値を高めることができるという

「一石三鳥」の趣味なのです。アメリカで家を持つ人の8割がDIYを楽しむのも頷けます。ちなみに、私は2割の方です(とても不器用なので)。

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最終更新:5/15(水) 10:00
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