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小室圭さんで話題の米国弁護士、「稼げない」というのは本当?

5/15(水) 6:40配信

オトナンサー

アジア進出に伴いリスクマネジメントが課題に

 それでは、具体的にどのような場面で活躍が期待されるのでしょうか。

「アジア進出の際に私が経験した課題は、現地法人やジョイントベンチャーの設立、現地企業のM&A、現地政府への許認可申請、現地法律事務所の策定と均衡です。全く初めての国や地域でこうした業務をこなすには、英語力はもちろん、米国法を知っていると大きな武器になります。なぜなら、スタンダードな英米法と比較検討できるからです」

「近年、日本でよく聞くコンプライアンスやリスクマネジメントも重要です。特に米国系企業はコンプライアンスには厳しく、たった一つの違反でも致命傷となることもあります。外国企業であっても域外適用される法律があるからです。現地国の法規制や習慣を正しく理解し、違反を未然に防ぐことは企業生命を守ることを意味するのです」

 徳永さんは、カントリーリスクを各進出国について把握し対応することが大切だと指摘します。米国弁護士資格を持つ法務要員が活躍できる場とも言えるでしょう。デューデリジェンスを実行し、法整備が確立されていない国でも複雑な対応を、英米法のグローバル視点から行えるスペシャリストとして米国弁護士は欠かせない存在なのです。

 今後も米国はもとより、アジア圏でもニーズが高まりそうです。米国弁護士は稼げないどころか、引く手あまたの人材となることは間違いありません。小室圭さんの留学以降、米国弁護士に注目が集まっていることは間違いありません。実態をよく踏まえた上で批評することをお勧めします。

コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員 尾藤克之

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最終更新:5/15(水) 10:02
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