ここから本文です

どうして勉強しなくちゃいけないの、という子どもの問いに答えられますか?

5/15(水) 6:30配信

Book Bang

 2018年度から小学校で、そして2019年度からは中学校でも教科化される「道徳」。当の子どもたちはもちろん、保護者や教育関係者からも大きな関心が寄せられています。そこでポプラ社では、小中学生の子どもを持つ親が参加し、それぞれが考え、語り合うワークショップを開催。

 今回のワークショップには、『答えのない道徳の問題 どう解く?』の著者の山崎博司さん・木村洋さんが登壇、そしてNHK「すくすく子育て」でコメンテーターを務める、教育学者の汐見稔幸先生をゲストに招き、大人でも答えることが難しい「答えのない道徳の問題」に頭を悩ませながらも議論を交わしました。

べんきょう、どう解く? 

<「人が嫌がることはしちゃダメ!」ってお母さんは言う。どうしてお母さんは、ボクの嫌いな勉強をおしつけてくるんだろう?>

 こうした質問は、子育て世代の親にとっては、ある意味とてもなじみ深い問題だったのではないでしょうか。

「子どもにこんなことを言われたら、大人としてなんて答えればよいのか。みなさんで話し合ってください」。司会者の声かけで4人1グループとなった参加者が、さっそく意見を交わし始めます。制限時間は10分間。色とりどりのふせんに、どんどん意見が書き込まれていきました。

「知らないことを知ることはおもしろいよ」
「将来、やりたいことがやりやすくなるかも」
「ゲームなどやりたいことをやるなら、義務もはたしてね」
「嫌なことでも、やらないといけないことがあるよ。歯みがきと一緒」
「勉強は、あなたの世界を広げる楽しいもの」

 それぞれのグループでどんな意見が交わされたのか、代表者による発表が行われると、同じ親として誰もが興味深そうに耳を傾けます。

 けれど、ひとくちに親と言っても家庭の事情はさまざま。これから小学校に入学する子、現在まさに勉強を嫌っている子、勉強が好きだという子。すべての子どもが納得する完璧な解答はありません。各グループの発表が終わると、汐見先生は次のように述べました。

1/3ページ

最終更新:5/15(水) 15:47
Book Bang

記事提供社からのご案内(外部サイト)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事