ここから本文です

「モナコまでに初優勝」に赤信号。 レッドブル・ホンダに足りないもの

5/15(水) 6:57配信

webスポルティーバ

第5戦・スペインGPの表彰台に立ったマックス・フェルスタッペンの表情に、笑顔はほとんどなかった。

【写真】ヤマハ、ようやく連敗ストップ!

 2カ月前の開幕戦オーストラリアGPで表彰台に登壇した時とは、まったく違う。マシンを降りたフェルスタッペンは大喜びをすることもなく、そばに駐められたメルセデスAMGのマシンをまじまじと見詰めていた。

「別になんてことはなくて、自分のクルマと違うところを見ていただけだよ」

 フェルスタッペンはそう言った。

 たしかにレッドブルとメルセデスAMGでは、マシンのディテールは随分と違う。しかし、それ以上に違ったのは、スペインGPでの速さだ。開幕戦メルボルンではルイス・ハミルトンを追い立てることさえできていたのに、2カ月後の今はまったく歯が立たない存在になってしまっていた。

「ターン1はずいぶん忙しかったね。だから一旦は引いて、まさにその行動のおかげで次のターン3に向けていい位置取りができた。あそこでセブ(セバスチャン・ベッテル)をオーバーテイクできたことで、表彰台が決まったようなものだよ。ただ、そこからメルセデスAMG勢を追いかけようと思ったけど、彼らは速すぎた」

 新車を作りあげた時点でつまずいてしまったのは、ある意味ではメルセデスAMGも同じだった。ここバルセロナで行なわれた開幕前テストでは、中高速コーナーでリアの挙動が極めてセンシティブで、ドライバーたちはステアリングを小刻みに修正しながら恐る恐るターンインしていっていた。

 それが2カ月後の今週末は、見違えるように完璧な速さを手に入れていた。

 その間、レッドブルも全体的なグリップ不足は改善してきたとはいえ、まだ満足のいくレベルになったとは言えない。

「今回は誰もがアップグレードを持ち込んできたから、僕らはメルセデスAMGに対して少し後れを取ってしまった。僕らの進歩も悪くない。だけど、メルセデスAMGほどの進歩を遂げられなかったというだけだ。僕らはもっと努力しなければならないし、いいパーツを投入する必要がある」(フェルスタッペン)

1/3ページ

最終更新:5/15(水) 6:57
webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

スポルティーバ
4月4日(木)発売

定価 本体1,800円+税

フィギュア特集『羽生結弦は超えていく』
■羽生結弦 世界選手権レポート
■羽生結弦 グランプリシリーズプレーバック
■宇野昌磨、髙橋大輔、紀平梨花、坂本花織ほか

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事