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"怪童"ムバッペと真っ向勝負! サッカー日本代表・昌子源「この身長、この体形でこっちに来たのは一種の賭けだと思う」

5/15(水) 6:20配信

週プレNEWS

ロシアW杯でも唯一のJリーガーとしてピッチに立ち続けた。しかし、フランスではまったく歯が立たなかった。

「日本では絶対に経験できないこのレベルを知ることが海外に来た最大の理由です。リヨンのとき(3月4日)もデンベレにぶっちぎられて5失点しました。でも次の週の試合に向けて切り替える。自信をなくしたらもう終わりです」

自信をなくせば相手FWが怖くなる。相手を怖がるCBに試合に出る資格はない。ただ、タックルしても「岩にぶつかりに行くみたいでびくともしない」相手から、どうやって守ればいいのかは簡単には見えてこなかった。

■中途半端な自分への自覚とSNSでの批判
これまでもふとした瞬間、リヨン戦でデンベレに抜かれた場面が頭をよぎることがあった。これからはムバッペに抜かれた場面も浮かぶだろう。

「今はサッカー選手として超中途半端な感じがする。やっぱりこっちでもしっかり結果を残したいし、自信を失いたくない。でも、ちょっとずつ失ってるのを自分でも感じるんですよ。それを相談できる相手も今はいないから、暇さえあればなんか考える」

自分でもいいパフォーマンスが出せていないことはわかっている。期待が大きかった反動か、昌子のSNSには多くの批判の声が寄せられた。

当然、90分のなかで見れば、昌子がムバッペからボールを奪う場面は何度もあった。少し離れた位置からターンする瞬間にボールをとらえる対応は見事だった。

しかし、最終的にはムバッペが勝負を制する。クロスに対して風のように走り込む動きを繰り返していた"怪童"は、一転してゴール前で立ち止まると、ワントラップから狙い澄ましたシュートをゴール右に流し込んだ。

「ムバッペにぶっちぎられ、リヨンのときもデンベレにぶっちぎられて、言い訳とかないから」

批評や批判に対して気持ちはいら立った。しかし、昌子にできるのは、ふつふつと反骨心をたぎらせることだけ。決してエリートではない昌子にとって、反骨心こそが原動力だった。

ガンバ大阪の下部組織では宇佐美貴史らきら星のごとき才能に出会い、FWとしての能力のなさを痛感。一時はサッカーから足が遠のいた。しかし、高校時代にもう一度サッカーと向き合い、鹿島アントラーズに入団する。

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最終更新:5/15(水) 6:20
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