ここから本文です

【唯一無二の価値で生誕50年!!】 フェアレディZの“GT-Rにはない”価値と魅力

5/16(木) 6:01配信

ベストカーWeb

 フェアレディZは、日産を代表する、世界に誇る量産スポーツカーの傑作である。車名からわかるように、歴代の「Z」は“究極の”そして“最高の”フェアレディであった。

 1969年の誕生から半世紀、50年の節目を迎えるフェアレディZは、同じく50周年を迎えたGT-Rとは違った道を歩み、GT-Rにはない存在価値を育んできた。

 そこで、フェアレディZが、これまで歩んできた道のりを、自動車ジャーナリストの片岡英明氏が解説。現時点で編集部が掴んでいる“次のZ”の情報とともに、フェアレディZの「これまで」と「これから」を紐解く。

国内専用だったGT-Rと海外でも名を馳せた「Z」

 ちなみに、Zとともに「GT-R生誕50thアニバーサリー」も発表された。このことから分かるように、日産を代表するスーパースポーツがフェアレディZとGT-Rなのだ。

 両車は同じ時期に誕生し、常に高度なメカニズムと群を抜く速さを武器に、時代をリードしてきた。

 フェアレディZは1969年10月18日にベールを脱いでいる。当時の社長だった川又克二氏はオープンボディにこだわったが、設計陣はクーペボディを推した。

 速いだけでなく、夏でも冬でも快適で、気持ちいい走りを実現するためにはクローズドボディのほうが有利だと判断したからだ。この英断が、フェアレディZを自動車史に残る名車へと押し上げた。

 GT-Rは国内専用モデルと割り切り、海外では発売していない。これに対しフェアレディZには海外でも販売した。ファンから「ズィーカー」のニックネームを与えられるとともに熱狂的なZマニアをも生み出している。

 時代に先駆けて3速ATを用意し、快適なエアコンやパワーウインドウも選べるようにした。だから旧態依然とした欧州の老舗スポーツカーを生産打ち切りに追いやったし、ポルシェを慌てさせている。

 当然だろう。ポルシェ911並みの高性能でありながら快適性は高く、しかもリーズナブルな価格設定だった。だから飛ぶように売れたのだ。

 初代モデルは世界中で55万台の販売を記録するヒット作になり、日本でも8万台の販売を記録。日本での知名度はGT-Rのほうが上かもしれない。だが、世界で多くの人たちに知られているのはフェアレディZだ。

1/3ページ

最終更新:5/16(木) 11:51
ベストカーWeb

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事