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【動画あり】白バイに学ぶ『究極のストリートライディング』 #02 『究極の小回り』

5/16(木) 17:30配信

WEBヤングマシン

フルバンク&フルステアで小道路旋回

白バイ大会にて行われる小道路旋回とは、違反車両の取り締まりを行うための緊急発進を想定した競技種目で、完全停止状態から道幅往復約5mのエリアで発進と同時にUターンを行う。ターンの際に足を着くことが認められている。

【動画】小道路旋回:フルバンク&フルステア 究極の『小回り』はこちらから!

最速最小で曲がるための妙技

Uターンを苦手とするライダーは多い。それは、低速でバランスを取る必要があるからだ。速度が低すぎれば失速してよろけてしまうし、反対に高すぎればコースをはみ出してしまう。Uターンを成功させるためには、旋回半径に見合った適切な速度とバンク角が求められるのだ。

普段、我々が一般公道でUターンをする場合は、ムリをする必要もないので、車体を立てて両足をベッタリ着いてもいいし、降車して取り回しても構わない。だが、白バイは取り締まりの任務の中で、狭い路地での急転回が求められることも多い。

そこで、行うのが「小道路発進」というテクニックだ。発進と同時に車体を寝かせつつ、ハンドルをフルに切って最小半径で曲がる究極のUターンである。通常、Uターンにおける速度調整は、スロットルを開けながらリヤブレーキを踏む、いわゆるパワー制御が有効だが、白バイでは発進と同時に車体を倒し込むため、ブレーキペダルを踏む余裕がない。そこで、スロットルを多めに開けて回転数を上げてパワーをキープしつつ、リヤブレーキの代わりに半クラッチで速度調整を行っている。最速最小の方向転換が求められる白バイならではの高度な技である。

発進と同時に寝かせて切る[連続写真]

発進時に後方確認。競技では係員が掲げた車種名を読み上げる。外肘を高く上げると振り向きやすい。

発進と同時にスロットルオンのまま半クラをキープ。最初に逆操舵を使って倒し込む場合もある。

車体を倒し込みつつ内足を出していく。踵から足を出すイメージで、目線も前半はそこを見ている。

ここでハンドルはフルステアの状態。内足を着くが、実際は地面を軽くタッチする感じで着いている。

着いた足はすぐに戻す。フルステアのままスロットルと半クラを一定にキープしてターンを安定させる。

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最終更新:5/16(木) 17:30
WEBヤングマシン

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