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スポーツセダンの人気は健在!トヨタ・マークXオフ会で見えたクルマ感度の高さ

5/16(木) 17:50配信

Auto Messe Web

日本のクルマ社会を支えてきたマークIIの血筋

 昭和43(1968)年に登場したトヨタのコロナ マークIIの流れを受け継ぐのが現在のマークXだ。セダンの人気がいまひとつというこの時代であっても、50年を超える歴史をもつブランド。時代ごとの“流行りすたり”とは違う次元で根強い人気を保つクルマといってもいいだろう。

マークXの足回りは乗り心地重視のサスペンションキットに

 しかし、その歴史も2019年12月でマークXの生産を終了することがトヨタから発表され、間もなく終焉を迎える。“未来永劫続くと思っていたモデルが消滅する”ということが自動車業界ではこれまでにもときどき起こってきた。マークII系のクルマは、どの時代も社会で頑張る世代を象徴する存在だっただけに、12月に大きな喪失感を感じる人は多いのではないだろうか。

 さて、今回はそのマークXのなかでも「G's」というメーカーチューンド仕様という特別なクルマに乗るオーナーが集まる「G's MARK Xオーナーズクラブ」全国オフ会にお邪魔して、ファンのさまざまな思いをお伺いした。なお、このオフ会は、G's以外にGR SPORTやGRMNも参加OKとなっているものだった。

 G's MARK Xは専用エクステリアにサスペンションキットを装備し、ブレーキも大型化している。ホイールも専用設計の19インチとなり、さらにメンバーブレースやボディ溶接部のスポット増しなど手の混んだ作り込みが施されている。インテリアにも専用シートなどの手が入っている。このようなメーカーチューンド仕様なので、ノーマルでもカッコよくて走りもいい。

 それだけにあとから手を入れる部分はないのでは? と思うところもあったが、オーナーに話を伺っていくとある傾向が見えてきた。なお、エンジンは2.5リッターと3.5リッターがラインナップされているがノーマル。トランスミッションはATのみとなる。

 350台の限定車として発売されたマークX GRMNのみECUプログラムの変更が施される。さらにトランスミッションは6速MTのみの設定。ギヤ比の最適化も加わるので排気量は3.5リッターのNAのままだが、実質的な動力性能は向上している。

 まずはサスペンションだが、G's MARK Xは標準状態がローダウン仕様なので、車高を落とすという考えからサスキットに換える人は意外と少ない印象だ。しかし、純正のサスペンションに対しては「堅い」という感想を持っている人が多かったので、乗り心地を改善するという理由からサスペンションキットの装着率は高かった。

 また、年齢層の高さ=カスタム経験値の高さでもあるで、サスキットではなくホイールの軽量化によるバネ下重量の軽減やタイヤの特性変更で乗り心地を改善しようとしている人もいた。ともあれノーマルの車高が低めに設定されているのでアルミホイールを交換だけでもスタイリッシュに決まっているのだった。20世紀のいい味が残るクルマ「マークX」 会場にいたオーナーにG's MARK Xのいちばん好きなポイントを伺った。すると「顔つき」と答えた方が多く、購入のきっかけになったという意見もあった。そんなことからエクステリアは基本的に純正のままが多いという傾向だった。

 ただ、ワンポイントの変化をもたせ個性を際立たせたいという意味で、バンパーの下に取り付けるリップスポイラーを付ける人もいた。G's MARK X用の商品がが市場にあるのかは未確認だが、オフ会参加者に選ばれていたのはローウェンとプロコンポジットの2ブランドがほとんど。リアは小振りなトランクスポイラー装着車が多かった。

 また、純正でボンネット先端にボディ同色のモールが付いているが、これを色違いの純正品に変えたり、オプションのカーボン調に変えたりするスタイルも目に付いた。

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最終更新:5/16(木) 19:08
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