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DJIのアクションカメラ「OSMO ACTION」を早速体験。GoProに強力なライバル登場

5/16(木) 16:08配信

PHILE WEB

マウンテンバイクによるダウンヒル映像を制作

会場では日本独自のプロモーションとして制作したという、マウンテンバイクでのダウンヒル映像を上映。撮影に携わったマウンテンバイクプロライダーの永田隼也氏がゲストとして登場した。

同映像では、永田選手がライディング中に使うアイウェアに搭載する、オークリーのプリズムレンズを通した映像も組み合わせることで、 “実際の視点” を記録することにこだわったとのこと。実際に使用した感想として、「ブレなさが想像以上。ハンドルに取り付けたときは動きが大きいのでブレるかなと思っていたが、吸い付くような画質。最初に(撮った画を)見た時は感動した」と話した。

永田選手は「ダウンヒル」「エンデューロ」という、マウンテンバイクで山を下ったタイムを測る競技を行っている。特にエンデューロは自分で山に登り、そこから下りのタイムで競うという体力もテクニックも求められる競技。1日に5ステージ行うと合計60kmに及ぶこともあるという。

時間がかかる競技のため、実際のコースでの走行は1回のみであり、そのためOSMO ACTIONはコースを覚えるために強力な武器になるとのこと。「競技の結果に直結するので、今後も欠かせないパートナーになると思う」と締めくくった。

早速ハンズオン

発表会の後には体験できる時間が設けられたので、実際に記者も製品を体感してみた。まず持ってみた感想は、アクションカメラらしく非常に “がっしり” としたつくりであること。表面はザラザラしており、タフに扱っても傷が付きにくそうで好印象だ。

バッテリーの取り外し方にも注目したい。アクションカメラにはロック解除のスイッチを押してからカバーをスライドさせる構造が多いが、OSMO ACTIONでは、ロックを解除するツメを2箇所動かさないと取り外すことができない。このツメも小さく固めのため、ある程度力をいれて指の爪で動かさないと動かない。水中で間違えて外れてしまうといったことはなさそうだ。

またmicroSDスロットと上述のバッテリー部が別になっていることは、このサイズでは珍しいように感じる。microSDスロットと充電端子は本体側面に備えられており、こちらは簡単に蓋が開けられる。開けづらいバッテリー部と一緒になっているより楽なのではないだろうか。

そしてレンズ部にはネジ式のレンズカバーがついており、アクセサリーとして発売されるNDフィルターを取り付けることができる。先述したマウンテンバイクの動画では、このフィルター部にオークリーの「プリズムレンズ」を装着していたため、NDフィルター以外にも、PL(偏光)フィルターなど、さらなるラインナップの追加も期待できる。サードパーティからもユニークなフィルターが発売されるかもしれない。

外観のチェックが終わったところで電源をいれて、少し操作を試してみた。今回は事前にマニュアルを見る時間もなく、ある程度はカンで操作を行ったが、スマートフォンライクなUIはわかりやすく、直感的に使うことができた。物理ボタンは電源、撮影、モードの3つのみで、それ以外の操作はすべてタッチパネルで行うことになっている。

タッチモデルでの操作は、基本的にスワイプで行う。画面の上部から下に向かって指をスライドさせると、スマートフォンのように各種機能のオン/オフが行える。また下からスワイプさせると解像度などの設定に、そして横に向かってスワイプさせると撮影データの閲覧が行えた。また目玉機能である前面モニターを使うには、2本指で画面を2回タップするだけ。QSボタンの長押しでも切り替えられるので、手袋の使用時なども考慮されている。

アクションカメラということで、類似品としてはGoProを思い浮かべる方も多いだろう。性能、大きさ、用途ともに非常に近しく、さらにDJIのほうが価格も安い。しかし製品としては、GoProは現在7モデル目という積み重ねがあり、細かな改善が行われてきている。

それと比べてOSMO ACTIONは、DJIが初めて送り出したモデルということもあり、実際に使ううちに不満点が見えてくるかもしれない。しかし、今回触った時間も短く、また同時に比較しているわけではないが、それでもOSMO ACTIONは非常に使い勝手が良く、強力なライバルになりそうだと感じた。

編集部:平山洸太

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最終更新:5/16(木) 18:17
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