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ソニー「Xperia 1」レビュー。映像だけでなく“音”もすごい

5/16(木) 17:45配信

PHILE WEB

ソニーモバイルの新しいスマートフォン「Xperia 1(エクスペリア ワン)」が、日本でも発表された。

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今回はオーディオまわりの練り上げがほぼ最終段階まで到達しているという、Xperia 1のグローバルモデルの試作機で、サウンドを中心にしたレビューをお届けする。気になる「Qualcomm TrueWireless Stereo Plus」の使い勝手も試してみた。

Xperia 1はソニーグループの技術を惜しみなく投入した新しいフラグシップモデルだ。世界で初めて4K有機ELディスプレイを載せたスマホであることや、 “レンズ交換” が楽しめる3眼カメラユニットの採用、プロ顔負けのシネマライクな動画が簡単に撮れる新機能「シネマプロ」など、見どころを数え上げれば切りがない。

ドルビーアトモス再生は驚きの立体感

まず最初に、本機がXperiaシリーズとして初めて対応した立体音響技術、ドルビーアトモスのパフォーマンスを再度確認してみよう。

Xperia 1は内蔵スピーカーとヘッドホン出力の両方でドルビーアトモス再生ができる。さらにスマホ向けのドルビーアトモスの機能として用意されている、切り替え可能な「映画」と「音楽」の両モードについては、プリセットされたパラメーターをソニーモバイルが独自に調整、ブラッシュアップを図った。

はじめに内蔵スピーカーのサウンドをチェックした。Xperia 1は本体のステレオスピーカーの取り付け位置が従来モデルから変更され、本体を縦に構えた時に下側に位置するスピーカーの開口部がフレーム側面に向かって付いている。

左右スピーカーの出音のバランスが気になるところだが、端末の背面に両手を添えて画面に正対して、顔から30-40cmほど離して音を聴いても、タイミングのズレや強弱の偏りは感じなかった。

サウンドはとてもエネルギッシュで、明瞭なステレオイメージの分離感も得られる。ただしスマホの場合は本体の構え方や、組み合わせるケース、画面に貼るフィルムによっても音の聴こえ方が変わってくるものなので、ベストコンディションでXperia 1のサウンドを楽しむには、ケース無しの端末を背面から手を添えて持つスタイルがおすすめだ。

ソニーモバイルが独自にチューニングした「映画」と「音楽」を中心に試した。やはりMWCで初めて視聴した時と同じように、ドルビーアトモス再生らしい高さ方向の豊かな広がりとクリアな音像定位のスゴさを改めて実感した。頭の後ろ側に回り込んでくる音の切れ味が鋭く、音色も濃厚だ。空から人が落ちてくるシーンでは音の縦方向の移動感まで画面の映像にピタリと揃ってリアルに再現される。メニューからドルビーアトモスの効果をオフにしてみると、その味気なさに、逆に驚いた。

映画モードでは音場の広がりが豊かになり、低音の厚みがどっしりとする。シリアスなドラマ系の作品、あるいは声優の声を堪能したいアニメを楽しむ場合はダイアローグエンハンサーの機能も積極的に使いたい。

音楽モードは声のインテンシティが高まる。ミドルレンジのインパクトが強くなって、音の輪郭が引き締まるようなイメージだ。効果音の広がりと粒立ちの良さが衰えることもないので、例えば音楽ライブだけでなくミュージカル映画、セリフの掛け合いを楽しみたい海外ドラマを見る時にも積極的に活用して良いと思う。

Xperia 1のドルビーアトモス再生はヘッドホン出力の音声でも楽しめる。ヘッドホンで聴くと音の濃厚さ、移動感の鮮鋭さがまた一段と明らかに感じられて楽しい。役者のセリフもセンターの位置にクッキリと浮かび上がる。ボリュームを少し絞っても音の幹が強靱でしなやかなので、とても聴きやすい。立体サラウンドの音声を長く聴いていても疲れなさそうだ。映画をまるごと1本、Xperia 1で視聴してみたい。

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最終更新:5/16(木) 17:45
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