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年々巧妙に…高齢者の預貯金を狙った「悪質な詐欺」4パターン

5/16(木) 11:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

かつての日本では、老いた親は子どもに扶養されて一生を終えるのが「当たり前」でしたが、現在ではむしろ高齢になった親の方が経済的にも余裕があり、自力で生活しながら子どもや孫の面倒を見るというケースが増えています。…(本文より) ※ 本記事は、2015年11月25日刊行の書籍『老後の財産は「任意後見」で守りなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

高齢者の財産が狙われている

昨今、高齢者を狙った犯罪や「争続」の話題をテレビや新聞などで頻繁に見聞きするようになりました。事実、「オレオレ詐欺」など高齢者が狙われやすい特殊詐欺犯罪は増加する一方です。特殊詐欺とは、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金等詐欺等の「振り込め詐欺」に加え、平成24年から増加している金融商品等取引名目の詐欺、ギャンブル必勝法情報提供名目の詐欺、異性との交際あっせん名目の詐欺、それ以外の特殊詐欺の8類型を総称したものです。

「平成27年警察白書」によると、平成25年の特殊詐欺全体の認知件数は1万1998件で前年比38.0%増、被害総額は489億4949万円で前年より125億1338万円、34.4%の増加となっています。また最高裁判所の司法統計では、遺産分割をめぐる民事事件の件数が右肩上がりで増えていることも明らかになっています。

こうした状況の背景にあるのは、高齢者が単純に増えていることと、高齢者が保有している財産が多額であることです。

現在の高齢者は他の年代の人たちよりも突出して預貯金の額が多いことで知られており、詐欺のターゲットになっています。下の図表2は、2015年5月に発表された総務省統計局「家計調査」から引用したもので、年齢階級別の貯蓄現在高などを示しています。

2人以上の世帯が調査対象となっているため単身高齢者世帯は含まれていませんが、60歳以上の世帯の貯蓄現在高が、他の年齢階級と比べて突出して高いことは一目瞭然です。

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最終更新:5/16(木) 11:00
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