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相撲の「タニマチ」の由来、知ってる?スポーツビジネス業界のウラ用語

5/16(木) 15:46配信

bizSPA!フレッシュ

 2020年東京五輪開催に向け、注目の集まるスポーツビジネス業界。スポーツビジネスの世界では、スポーツ振興や、選手の育成、競技大会の運営のためにさまざまな人が関わっています。

 今回は、スポーツビジネス業界の業界用語を見ていきましょう!

Q.「タニマチ」の意味、説明できる?

「タニマチとのお付き合いは大切」

 タニマチになることはステータスのひとつ? 意味は知っていても、由来まで知っている人は少ないかもしれません。

A. 後援者

 相撲界などで、力士の後援者として資金面など公私に渡って支援する後援者のことを「タニマチ」と呼びます。語源は諸説ありますが、明治時代に大阪市内の谷町に住んでいた相撲好きの資産家が力士の後援活動をしていたことから「タニマチ」と呼ばれるようになったと言われています。

 タニマチは相撲に限らず、プロ野球や歌舞伎などの世界にも存在しますが、特に相撲界は、たくさんの弟子を抱える相撲部屋を運営していくためにタニマチの支援が必要不可欠です。

 タニマチにとっては、人気選手の後援者であるということがステータスになりますし、自分の好きな選手と親しく付き合いながら応援できることが何より贅沢な道楽であるといえます。

 実際になるにはかなりの資産家でないと難しいですが、月額600円課金すれば一般人でも「タニマチ会員」になることができる、相撲協会運営の「大相撲アプリ」なんてものも。

 タニマチが減っていると言われる時代、相撲協会は支援者を募る新しい方法を模索しているようです。

Q.「FA」って何?

「FA宣言します」

 ニュースなどでよく聞く言葉ですが、どういう意味でしょうか?

A. フリーエージェント(どの球団とも契約できる状態)

「FA(フリーエージェント)」は、さまざまなスポーツで使われる言葉ですが、今回はプロ野球の例を紹介します。

 スポーツニュースなどで「〇〇選手がFA宣言」と報じられることがあります。これは、選手が「今まで所属していた球団との契約期間が終わり、どの球団とも契約できる状態になりました」と宣言しているのです。

 プロ野球の場合は、選手がFAの権利を獲得するまで、いくつかの壁があります。入団後、8シーズンを経ると、「国内FA」という「国内の球団と契約できる権利」が手に入ります。また9シーズンで、「海外FA」「国内の球団に加え、メジャーリーグなど、海外の球団と契約できる権利」が得られます。

 しかし、9シーズン(最短で9年間)も待てないという選手は「ポスティングシステム」を使ってメジャーリーグへ移籍します。これは、FA権のない選手が海外移籍への強い希望を訴え、球団側がそれを了承した際に行われます。

 今年引退したイチロー選手や、現ロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手がこのシステムを使って移籍しています。

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最終更新:5/16(木) 15:46
bizSPA!フレッシュ

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