ここから本文です

相次ぐ維新議員の失言。背景に「党や支持者による甘やかし」

5/16(木) 15:31配信

HARBOR BUSINESS Online

 日本維新の会に所属していた丸山穂高衆院議員の“失言”が報じられた。丸山議員は5月11日、酒に酔った状態で「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と国後島の元島民に質問。さらに「戦争しないと、どうしようもなくないですか」と発言したという。

 維新の松井一郎代表は14日、丸山議員を除名処分にする意向を示した。その後、丸山議員本人が離党届を提出している。

 維新の会に所属する議員の失言が問題になるのはこれが初めてではない。過去には足立康史衆議院議員や松井代表も失言が報じられてきた。なぜこのようなことになるのか。

丸山議員、過去にも酔って一般男性とトラブル

 丸山議員は過去にもトラブルを起こしている。2015年12月、酒に酔って、東京都内の路上で一般の男性と口論になり、手を噛んだという。翌2016年1月には、ツイッターに「あらゆるトラブルを予防するため、今後の議員在職中において公私一切酒を口に致しません」と投稿している。それにもかかわらず、今回も飲酒し、失言したことになる。

 なぜこのようなことが起きるのか。維新の会の取材を続け、6月1日に『緊急検証 大阪市がなくなる』(140B)を出版予定のジャーナリスト・吉富有治さんは、「実は維新の問題は失言よりも、政府活動費の不正使用が多い」と前置きしつつ、「丸山議員は東京大学を卒業し、経済産業省に入省したエリート。少々うぬぼれていたのではないか」と指摘する。

「うぬぼれから自己が肥大化し、自分は偉く周囲の人が馬鹿に見えるのではないでしょうか。

今回の失言について、ツイッターでも謝罪していましたが、リプライには『応援しています』『頑張ってください』というものばかり。維新の支持者は『あの議員は頑張っている』といった情緒的な理由で支持することが多く、一部の冷静な人を除いて政策に注文をつけ、また暴言を諌めることは少ない。その甘やかしの結果として丸山議員を助長させたのでしょう。以前も酒に酔って一般人に噛みついていましたが、酒癖も悪いのだと思います」(吉富氏)

 公式サイトのプロフィールには、資格欄に剣道2段と書かれている。剣道2段は普通に部活をやっている中学生なら取れる資格だ。うぬぼれるほど優秀な人物であるなら、もっと取得が難しい資格は持っていないのだろうか。

1/3ページ

最終更新:5/16(木) 15:31
HARBOR BUSINESS Online

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事