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「駐車場」の奥深さをどれだけ知っていますか

5/16(木) 15:00配信

東洋経済オンライン

モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。ちょいと一杯に役立つアレコレソレ。「蘊蓄の箪笥」をお届けしよう。

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蘊蓄の箪笥とはひとつのモノとコトのストーリーを100個の引き出しに斬った知識の宝庫。モノ・マガジンで長年続く人気連載だ。今回のテーマは「駐車場」。意外と知らない基本中の基本から、あまり知られていない逸話まで。あっという間に身に付く、これぞ究極の知的な暇つぶし。引き出しを覗いたキミはすっかり教養人だ。

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 01. 「駐車場」とは、自動車や自動二輪車を駐車するための場所。英語を元に「パーキング(parking)」とも呼ぶ。

 02. 大阪府をはじめとする西日本や中部地方では民間駐車場のことを「モータープール」と表現することがある。

 03. 本来、英語の「motor pool」は米軍の車両部隊や官庁の公用車待機所または部隊のことで〈駐車場〉の意味はない。

 04. 日本では明治に入ると、江戸時代の駕籠(かご)に代わり、新しい交通手段として「人力車」が誕生した。

 05. 人力車は後部座席に人を乗せて人力で引く二輪車のことで、東京鉄砲洲の和泉要助と本銀町の高山幸助らが考案。

 06. 舶来の馬車の形から案出したもので、1869 (明治2)年に試運転。翌年3月「新造車」として開業を出願した。

 07. 自家用からタクシーのような利用方法まで明治を通し幅広く普及したが、人力車には駐車場の指定はなかった。

 08. 車夫たちは客の用事が長引く場合はあらかじめ迎えの時間を決めておき、その時間まで別の客の仕事をこなした。

 09. また客の用事が短時間の場合は、人力車を路上に駐車し自分の車のそばで待機した。

■日本で初めて実用された「自動車」は、英国産だった

 10. 日本に「自動車」が持ち込まれたのは1897年11月。フランスから見本として輸入されたものが最初とされる。

 11. 明治天皇の御料車も馬車であったこの時代、人力車や馬車、馬鉄しか目にしたことのない人々は衝撃を受ける。

 12. 1912年大正天皇の即位に伴い御料車が自動車に変更。当時の自動車先進国・英国から輸入されたものだった。

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最終更新:5/28(火) 16:14
東洋経済オンライン

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