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プレミア隆盛、CL&EL独占は史上初!“基準”を変えたシティとペップ。

5/16(木) 11:16配信

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 オール・イングリッシュ・ファイナルズ──今季のチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの決勝はどちらもプレミアリーグ勢同士の対決となった。

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  リバプールとトッテナムが現地時間6月1日にマドリードで開催されるCL決勝で対峙し、アーセナルとチェルシーが同5月30日にバクーで行われるEL決勝で相まみえる。

 ひとつの協会に属する4クラブが、同じシーズンに両大会のファイナルを独占するのは史上初のことだ。フットボール発祥地イングランドのメディアは、“フルハウス”や“モノポリー”といった表現で、今回の偉業を讃えている。

同国対決のファイナルは過去にも。

 CLは前身のヨーロピアンカップ時代はもちろん、1992-93シーズンに現在の名称に変わってからも数年間、各国のリーグを制したチームだけに出場権が与えられていた。

 その文字通り“王者たちのリーグ”に2位以下の上位クラブが参戦できるようになったのは、1997-98シーズンから。つまり、そのシーズンから同一協会に属すクラブによる決勝が実現するようになり、2000年のレアル・マドリー対バレンシアをはじめ、これまで6度の同国勢によるファイナルがあった。

 CLに準ずるELは、前身のUEFAカップ時代から同一協会に所属する複数のチームが出場してきたため、初年度の1971-72シーズンから同リーグ勢対決の決勝が可能だった。

 奇しくも、その最初のシーズンはトッテナムとウォルバーハンプトンのイングランド勢同士がファイナルを戦っている(2試合制の決勝をトッテナムが合計スコア3-2で制した)。この一戦を含め、UEFAカップ/ELの決勝が同国勢対決となったのは、過去に9度ある。

 しかしながら、そのどちらもがひとつのリーグのクラブによって独占されたのは、繰り返すようだが、今回が初だ。これが意味するものはなにか。

プレミアリーグの競争力。

 「ここ(イングランド)のレベルは非常に高いんだ」とチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督はEL準決勝第2戦後の記者会見で語った。60歳のイタリア人指揮官が今季から率いるブルーズは、長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトをPK戦の末に下し、最後の切符を手にしている。

 「たとえば今季のリーグカップ(カラバオ杯)で、我々は決勝にたどり着くまでにリバプールとトッテナム──CLのファイナリスト2チーム──を倒さなければならなかった。そして決勝では、欧州最高のチームと私が考えるマンチェスター・シティと対戦したのだ(PK戦の末にシティが勝利)。レベルがとても高いことは、あなたたちにも理解できるはずだ」

 CL準決勝でアヤックスを相手に劇的な逆転突破を果たし、クラブ史上初のCL決勝に臨むことになったトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督も次のように同調する。

 「CLとELの決勝を(イングランドの)4チームが争うのは、我々にとってすごく良いニュース。プレミアリーグの競争力の高さが示されたわけだ。世界一のリーグはどこか。今、その答えは明白であり、多くの人が同じように考えている」

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最終更新:5/16(木) 12:21
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