ここから本文です

「内祝い」は本当に必要? もらう側も贈る側も負担を感じる現実

5/17(金) 15:00配信

マネーポストWEB

 結婚や出産で祝ってくれた人たちに対するお返し、「内祝い」。この日本の伝統的な習わしを厄介だと感じる人もいるという。

 そもそも「内祝い」とは、家の幸福を親しい人におすそ分けするという形で贈り物をするものだが、現代ではもらった贈り物に対する返礼の意味合いやイメージが強い。ゆえに、余計な気を遣ってしまったり、面倒くさく感じるという人も少なくないようなのだ。

 6月に出産を控える20代女性Aさんもその一人で、今から気が重いという。

「いざ出産祝いをもらう側になると、面倒くさい風習だなと感じます。産後の体調次第ではかなり品物選びが辛いという話も聞くし……。品物のお祝いは不要と言っておけばよかったなと思っています」

 内祝いに気をもむのはAさんだけではない。現在2人目を妊娠中の30代女性・Bさんは、内祝いをもらう側も、贈る側の立場も経験しているが、まず、内祝いをもらう側として困ることについて話す。

「出産祝いを贈る時に『内祝いはいらない、気を遣わなくていいからね』と言っても、やっぱり内祝いをくれる人は少なくありません。私の場合、出産祝いは大体何がいいか聞いてからあげるので、ムダになるということはあまりないと思うんですが、内祝いは問答無用でタオルとかお菓子とか……。ありがたいとは思うのですが、結構困ることもあるのが本音です」

 内祝いを贈る側に立ったときも、苦労は絶えないという。

「いただいた品物の値段を推察して、“半返し”するわけじゃないですか。産後あわただしいときに、一人ひとりに品物を選ぶのは、正直辛い。それなら、そもそも出産祝いの予算を半額にしてくれていいです…‥」(Bさん)

一方で、今のところ“祝う専門”だという30代女性のCさんも、内祝い制度に常々疑問を感じているという。なぜなのか。

「友人が結婚するたびに結婚祝いを贈るのですが、内祝いがあると、何だか素直にお祝いしたのに、かえって気を遣わせた感じがして、恐縮してしまいます。贈り合いはいらないと思うんですよね」

 そんなに気を遣うなら、いっそのこと内祝いをやめてしまえば、とも思うのだが、そうすると今度は「縁起が悪い」とされたり、マナーや世間体も気になってしまうのが悩みのタネのようだ。結納や挙式をしない人が増え、結婚にまつわる慣習に変化がみられるなか、内祝いに対する考え方も変わっていくのだろうか。

最終更新:5/17(金) 15:00
マネーポストWEB

記事提供社からのご案内(外部サイト)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事