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【カスタムカー】マニア泣かせの心憎い演出が随所に見られるジェニオディッタ1000TC(1993年)

5/17(金) 6:30配信

Webモーターマガジン

20点以上のFRPパーツでボディを成形

モーターマガジン社のアーカイブから、ちょっと懐かしく珍しいクルマを紹介する連載企画。今回は1960年代の名車、アバルト1000TC風のカスタムカーだ。その名は「ジェニオディッタ1000TC」だ。

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パッと見は1960年代のモータースポーツシーンで活躍した名車、アバルト1000TCコルサ。もっとも、このクルマもフィアット600をベースにしたスペシャルモデルだった。

ジェニオディッタ(イタリア語で「天才商会」の意味)1000TCと名づけられたこのクルマは、東京のコレクションというショップが作り上げたカスタムカーだ。ベース車はなんと2代目の日産マーチ。

20点以上のFRPパーツでボディを成形。巨大な口を開けたラジエターグリル、リアのオーバーフェンダー、リアエンジン車だったオリジナルに似せてルーバーの切られたテールゲートなどを装着する。

さらにフィンを切ったアバルト風オイルパンがリアに再現されている。もちろんダミーだが、マニア泣かせの心憎い演出だ。

インテリアにはCFRPのパネルにセットされたイエーガー風のメーターと、MOMO製のステアリングが備わる。

エンジンは基本的にノーマルのままだが、ステンレス製マフラーを装着し、サスペンションもオリジナルのものに変更されているから、雰囲気のある走りは十分に楽しめた。

このジェニオディッタ 1000TCは3台製作された。もう25年以上も前に作られたクルマだが、令和となった2019年に見ても、古さを感じさせないのが面白い。

思えば同時期にデビューした光岡のビュート(これもマーチがベースだ)がまだ頑張っている。こういうカスタムカーがいろいろと世に現れて欲しいと思わずにはいられない。

ジェニオディッタ1000TC(1993年)主要諸元

・全長×全幅×全高:3850×1600×1400mm
・ホイールベース:2360mm
・車両重量:820kg
・エンジン種類:直4DOHC
・排気量:997cc
・最高出力:58ps/6000rpm
・最大トルク:8.1kgm/4000rpm
・トランスミッション:4速AT
・タイヤサイズ:前185/55R14、後195/55R14

Webモーターマガジン

最終更新:5/17(金) 6:30
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