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関西電力が福井県でLNG貯蔵基地計画  核燃料「一時保管所」と引き換え (選択出版)

5/17(金) 7:04配信

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 四月の福井県知事選で無所属新人の前副知事、杉本達治氏の当選を受け、関西電力が新たなプロジェクトへうごめいている。杉本氏は、前知事が頑なに拒んできた使用済み核燃料中間貯蔵施設の県内設置について含みを持たせており、この実現と引き換えの形で福井県内に液化天然ガス(LNG)の貯蔵基地を建設するという一大事業だ。
 杉本氏の立場について、経済部記者は「『中間貯蔵施設ができるまでの一時保管所』として容認する見込み」と解説。ただ一時保管と言っても、実際は数十年にわたる長期保管となり、事実上の中間貯蔵施設と位置付けられる。この動きに連動し、幻とされたLNG貯蔵基地プロジェクトが現実味を帯びてきた。既に、その候補地として「廃炉となる大飯原発の跡地が有力」(前出記者)との情報が飛び交う。LNG基地は、原発以外の地域振興として反原発派にも受け入れられる。一方、使用済み核燃料貯蔵施設は原発推進派に都合がいい。関電が保有する原発施設内の貯蔵プールは十年以内に満杯になる逼迫した状況だからだ。恩を売りつつ迷惑施設を押し付けるアメとムチの流儀は相変わらずだ。  (選択出版)

最終更新:5/17(金) 7:04
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