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ワイヤレス充電で悪影響も?スマホバッテリー寿命のウソホント

5/17(金) 21:14配信

ライフハッカー[日本版]

充電回数よりも重要なのは…

Digtal TrendsのSimon Hill氏の記事には、こう書かれていました。

Argonne LaboratoryのシニアサイエンティストであるDaniel Abraham博士は言います。

「充電時には電気エネルギーが化学エネルギーに変換され、放電時にはその逆が起こります」

また、バッテリーメーカーが電池に蓄えられるエネルギーの量を決めており、それによってユーザーが使用できるエネルギー量が決まります。

「メーカーが、上下のカットオフ電圧を決定します。これらは固定値であり、電池はその範囲内でサイクルを繰り返します。電圧範囲を適切に選べば、何千回も繰り返して電池を使うことができます」

ワイヤレス充電器の上に放置したまま、あるいは有線の充電ケーブルをつないだままにしても、これらの制限値を超えることはありません。

同様に、メーカーが決めた下限のカットオフ電圧を下回るまで電池を使うことはできません。これらの制限値が電力源によって変わることはありません。

「充電方式がワイヤレスか有線かは関係ありません。いずれにしても、電池の過充電や過放電は起こりえないのです」

同記事では、上述の充電サイクルの問題についても触れています。

これによると、限られた充電サイクルを有効に使うためには、何よりもデバイスのバックグラウンドで動いているアプリに気をつけること。ワイヤレス充電の回数よりも、その影響のほうが大きいそうです。

また、ワイヤレス充電器の置き場所にも要注意です。

たとえば、窓の前はやめましょう。熱は、スマホのバッテリー寿命に大きく影響します。ワイヤレス充電だけでも熱を持ちますが、さらに日が当たるような状況は避けてください。

バッテリーの寿命を保つためのポイント

ということで、ここまでの情報をまとめるとこうなります。

1.スマホのバッテリーにとって、充電残量50%から80%の間を保つのがベストである。

2.もっと高い状態を維持してもいいが、寿命に影響する可能性がある。もっと低い状態まで使ってもいいが、バッテリーの充電サイクルを多く消費してしまう。

3.スマホをワイヤレス充電器に置きっぱなしにしても、バッテリーを壊すことはない。寿命には多少の影響があるかもしれないが、もっと悪いことはほかにもある。

4.過熱状態の充電器(および過熱状態のデバイス)はバッテリー寿命に悪影響を及ぼす可能性があるので、Amazonなどに出ている怪しい模造品ではなく、評判のいい充電器を使うこと。

5.デスクだろうと長距離ドライブだろうと、日の当たる場所でスマホを充電しない。

6.不要なアプリは削除する。意味もなくバックグラウンドでアプリを走らせない。

以下は個人的な経験で恐縮ですが、私は過去2台のiPhoneでワイヤレス充電器を使ってきました。

寝ている間(6から8時間)ワイヤレス充電器に放置していますが、問題が起きたことはありません。

また、Pixel 3 XLについては、ほぼ1日中ワイヤレス充電器に載せたままですが、今のところ報告すべき悲劇的なバッテリーの問題はありません。

iPhone Xは中古で買いましたが、前のオーナーは有線でしか充電していなかったようです。

新品に比べてバッテリーが弱っていましたが、それは充電方法というよりも使い方のせいだと私は考えています。

それ以降、私はずっとワイヤレス充電をしていますが、持ちが一気に悪くなったことはありません。ある程度の劣化は否めませんが、急激な変化ではなく、徐々に劣化している感じです。

しかもその理由は、毎晩ワイヤレス充電器に置きっぱなしだからではなく、やはり使い方が原因でしょう。

Source: WIRED,Computerworld,Digtal Trends

Image: Getty Images

David Murphy - [原文:Is It Safe to Leave My Smartphone on My Wireless Charger?]

訳:堀込泰三

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最終更新:5/17(金) 21:14
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