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X-men 今季にかける男たち(2) LIXILディアーズQB石井僚介

5/17(金) 17:16配信

ベースボール・マガジン社WEB

Xリーグ、今の注目選手を追う「X-men 今季にかける男たち」。2人目はLIXILディアーズのルーキーQB石井僚介を取り上げる。

【この記事の写真】LIXILディアーズQB石井僚介

石井僚介 25歳 LIXILディアーズQB

 LIXILは5月4日、今春の初戦(対電通キャタピラーズ戦)に新人の石井をQBとして先発させた。富士通スタジアム川崎に詰めかけたディアーズのファンには馴染みのない名前だったろう。
石井は今春からLIXILに合流した新戦力で、筆者は情報として存在を知っていた。関西学生Div.2の神戸学院大の出身で、エレコム神戸に1年間だけ在籍した後、2年間競技を離れていたという。大学時代は新生剛士さんの「QB道場」で3年間腕を磨いており、投げてよし、走ってよしという好素材のQBと聞いていた。

「先発を言われたのは試合前日です。春は出番が多くなると聞いていたので、準備はしていました」
 石井は第1クオーターの先制チャンスに、タッチダウン(TD)を狙ったパスを電通ディフェンスにインターセプトされた。その後落ち着きを取り戻し、6連続でパスを決めるなど良いところも見せたが、レシーバーの落球が多い上に、第2クオーターと第4クオーターにもインターセプトを喫するなど、パス15/31、101ヤード、3インターセプトに終わった。
 インターセプトがいずれも相手陣の深い位置(1本はエンドゾーン内)だったため、得点には影響しなかったが、散々の出来と言ってよい。
 20年ぶりに指揮官としてディアーズに復帰した高野元秀ヘッドコーチ(HC)は、石井を「試合経験が少ないので、まずは経験をと思っていた。デビュー戦としては30点以下」と厳しい評価だ。

「2年ちょっとブランクがあって、試合勘の無さが出ました。投げ捨てるべき場面や、スクランブルして走った方が良いという判断が、今日はできていませんでした」

 筆者は、撮影しながら、石井の動きにはメリハリがあり、左右にロールした後でもしっかりとした強いボールを投げ込んでいると感じていた。特に目についたのは肩の強さだ。自陣内から、WR永川勝也を狙ったロングパスは、全力疾走する永川の遥か前方に落ちた。優に50ヤードは飛んでいた。

「肩の強さには自信はあります。70ヤードは投げられます」

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最終更新:5/17(金) 18:01
ベースボール・マガジン社WEB

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