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桐谷健太、阿部サダヲの“Sキャラ”を明かす 『いだてん』第2部、新キャスト発表会見

5/17(金) 16:37配信

リアルサウンド

 NHK大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』第2部に出演する新キャストが発表された。

【写真】阿部サダヲにマイクを取られる桐谷健太

 新たに登場するのは、麻生久美子、桐谷健太、薬師丸ひろ子、リリー・フランキー、萩原健一、塩見三省、加藤雅也、塚本晋也、じろう(シソンヌ)の9名。本日5月17日、出演者発表取材会がNHK放送センターにて開かれ、第2部の主人公で新聞記者・田畑政治を演じる阿部サダヲに加え、麻生、桐谷、薬師丸、リリー、加藤、塚本が登壇した。

 宮藤官九郎のオリジナル脚本をもとにした『いだてん』は、昭和39年の東京オリンピックまでの半世紀にわたる日本とオリンピックとの関わりを描くドラマ。阿部が演じる田畑は熱情家でロマンチストだが早とちりで落ち着きがないため、しばしばトラブルを巻き起こす人物。そのため、阿部は一言目に「何するかわからないやつを受け止めてくれる方々でありがたいなと思ってます」とキャスト陣に頭を下げながら挨拶をする。

 大河ドラマは『新選組!』(2004年)以来の出演となる麻生が演じるのは、田畑の妻・酒井菊枝。久しぶりの大河の現場に緊張して臨んだが、和やかなムードに安心したという。酒井は新聞社では速記係を務め、早口で捲し立てる田畑の言葉やなぐり書きの文字を正確に聞き取り、解読する。阿部との共演エピソードには、「笑っちゃいけないシーンがあるんですけど、笑わずにはいられないようなことをおっしゃっていて、その時の目がキラキラしていて。引き込まれてしまって本当に楽しかったです」と笑みを浮かべながら明かしていた。

 薬師丸はバー「ローズ」の名物ママ・マリーを演じる。何かにつけて未来を占おうとするが、いつも結果は逆に出てしまう愛嬌ある架空の人物だ。阿部は会見冒頭に「女性に対して暴言が多いので心配しているんですが……」と言葉を濁していたのだが、これに後から田畑の上司・緒方竹虎を演じるリリーが「薬師丸さんによくそんな失礼なことが言えますね」と常に現場で指摘していることを話す。薬師丸にマイクが渡ると、「素敵なバーのママの役をもらえるわけがなく……わけがなくというのはですね。言っていいんですかね? (阿部から)『ババア! ババア!』と言われるんです」と明かすと阿部は赤面になり伏し目がちに。「ババアと言われるのは構わないんですけど、田畑という役が、みなさんからの反感を買ったらいけないので、どうすればババアに見えるんだろうかとかいろいろ余計なことを心配したんですけど、撮影が進んで一切そういう必要がなくなって、ババアと言われる由縁がたくさんあります」とマリーの役柄に期待をもたせた。

 田畑の同僚で記者の河野一郎を演じるのは桐谷。田畑とはスポーツを愛する良きライバルとして切磋琢磨するも、報道の無力を痛感し政界の道へ進む。桐谷は「性格は違う2人なので、そこのやり取りはすごい好きです」と田畑と河野の関係性を説明。さらに、「阿部さんは24歳の時に、ドラマでご一緒させていただいて15年くらいの付き合いですけど、変わらずSキャラと言いますか……」と斜向かいに座る阿部をじっと見つめながら話すと、阿部が桐谷のマイクをバッ! と取り話を中断させ、記者陣の笑いを誘った。

 リリーは政治記者という役柄から、新聞社とバー「ローズ」に飲みに行くシーンがほとんどだという。田畑とマリーのやり取りをお勧めしたリリーは、阿部とのエピソードを聞かれ「今日、20分くらいかけて顔パックされて。意外とスキンケアに時間をかけて」と暴露し、会場は爆笑の渦に包まれる。記者陣から大量のフラッシュがたかれる中、阿部は「違う! 違う! 違う!」と焦った表情を見せていた。

 ほかにも第20代内閣総理大臣、大蔵大臣の高橋是清を萩原、第29代内閣総理大臣・犬養毅を塩見、外交官・IOC委員の杉村陽太郎を加藤、伯爵・IOC委員の副島道正を塚本、田畑の同僚の新聞記者・尾高をじろう(シソンヌ)が演じる。今年3月に亡くなった萩原とのエピソードを聞かれた阿部は「病気だと気付いていなかった」と振り返りながら、「アドリブでショーケンさんが僕をバン! って叩いたんですね。それは結果、活かされて。だから、ショーケンさんに最後に叩かれたのは僕なんですけど。それはすごい嬉しかったですね。すごく熱心で、楽しそうにやられていて、それが印象的でした」と一点を見つめ侘しい表情で語っていた。

渡辺彰浩

最終更新:5/17(金) 16:37
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