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米、対北朝鮮軍事圧力を強化

5/18(土) 18:02配信

Japan In-depth

【まとめ】

・トランプ政権首脳陣は北朝鮮とまずは外交解決をすべきと判断。

・米軍の軍事演習は北朝鮮への圧力か?

・米が開発した、暗殺武器「ヘルファイヤーR9X」。

【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=45791でお読みください。】



在韓米軍は、北朝鮮が5月4日と5月9日に発射した飛翔体を同じ種類の新型短距離弾道ミサイル(SRBM)と結論を下し、これを「KN-23」と名づけた。こうした中で米国議会では、北朝鮮に対する制裁強化だけでなく、軍事圧力の強化を求める声が拡大している。

5月15日、トム・ティリス上院議員(共和党)は「まだ北朝鮮との外交の余地は残っている」と言いながらも、「(挑発が続けば)いつ(トランプ大統領が)北朝鮮に対し『炎と怒り』で脅した2017年当時の状況に戻ってもおかしくない」と述べた。

またマーク・フィッツパトリック元米国務次官補代理(核不拡散担当)も「今年は『災い』を防がなければならない重要な年だ。(交渉の)進展がなければ、来年は2017年のように、北朝鮮の核実験と長距離ミサイル発射に対する米国の軍事攻撃の圧迫で緊張が起こる一年になるだろう」と語った(朝鮮日報日本語版2019/05/17 )。

■ 米軍、「ミニットマン3」と「トライデント2」発射実験

ポンペオ国務長官もシャナハン国防長官も金正恩委員長との対話を強調しながらも軍事オプションを意味するプランBについて否定していない。シャナハン氏は、まずは外交的解決に努めることが先決だ。軍事的手段はその次に考慮されると語っている。

こうしたトランプ政権首脳陣の立場は米軍の具体的行動で示されている米空軍は5月9日0時40分(現地時間、日本時間9日午後4時40分)西部カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行ったと発表した(北朝鮮の短距離ミサイル発射は午後4時29分)。一方、海軍のオハイオ級原子力潜水艦「ロードアイランド」も南部フロリダ州沖で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)トライデントの実験を行った。

https://twitter.com/AFGlobalStrike/status/1126598479890063370
- AFGSC (@AFGlobalStrike) 2019年5月9日
▲動画:ミニットマン発射のビデオ

ICBM「ミニットマン3」とSLBM「トライデント2」の精度などを確認するのが目的だというが金正恩に対する圧力になるのは明らかだ。ミニットマン3の発射は、事前に発表されていたために、北朝鮮の短距離ミサイル発射に対抗したものとは見られないが、北朝鮮に対する軍事的圧力の強化であることは間違いない。

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最終更新:5/18(土) 18:02
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