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【桐島かれん『KAREN’s』】古いものは長い時間をかけて、何人もの人の手を渡り継いで今ここに

5/18(土) 9:03配信

サライ.jp

桐島かれんさんと、夫で写真家の上田義彦さんは、ともに工芸好き、美術好き。
旅の思い出が詰まった品々を輝かせる、かれん流インテリアのコツとは。

暮らしの中のアート&クラフト

アジアの漆器、人形、壺……旅の途中で出合った工芸品や雑貨が東西混淆で並ぶわが家。

大切な思い出が詰まった品々を輝かせるために心がけている、私流のインテリアの取り入れ方をお伝えします。

撮影/上田義彦 構成/高橋亜弥子

古いものは長い時間をかけて、何人もの人の手を渡り継いで今ここに-

以前、夫が写真のギャラリーを主宰していたのですが、そのときに海外に比べて日本では、生活空間に写真や絵を取り入れることがまだまだ浸透していないことに気づいたといいます。 ギャラリー関係者の間でよくいわれるのは、アートを暮らしに取り入れるためには3つの壁を乗り越える必要があるということ。1番目はアートは難しいと思う“心の壁”。2番目は部屋の中にアートを飾る壁やスペースがない“家の壁”。3番目は、購入する“財布の壁”。たしかに、これらの壁はあるかもしれませんが、もしも、本当に気に入った作品に出合ったら、えいや!と冒険をして買ってみるのもいいと思うのです。高額なものには、なかなか手がでませんが、好きな絵や写真とともにある人生は、どんなに豊かなものになることでしょう。

私が人生で最初に自分のお金で買ったアート作品は、コクトーの複製画です。美術館でコクトー展を開催しているのを見に行き、ミュージアムショップでスペシャル・エディションと紹介されているのを見つけて3枚くらい購入しました。プリントなので高くはない絵ですが、額装して、ずっと大事に今でも部屋に飾っています。

絵画や写真を飾るときにいちばん気をつかうべきポイントは額装といえるかもしれません。額装にひと手間かけるだけで、ぐんと格が上がります。量販店のフレームではなく、額装屋さんに頼んで、作品にぴったり合うようにフレーミングしてもらうと、同じ絵でもまったく違った景色になるので、ぜひ試していただきたいです。

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最終更新:5/18(土) 9:03
サライ.jp

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