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「いつになっても結婚できない」と母は心配 悠仁さま刃物事件犯・長谷川薫56歳の正体

5/18(土) 6:00配信

文春オンライン

 警視庁大塚署に勾留された男は捜査一課の調べに対し、身の毛がよだつ“犯行計画”を饒舌に語っていた。

【写真】小・中学時代の長谷川容疑者

「天皇家は血が濃いから駄目なんだ。悠仁さまをナイフで刺すつもりだったけど、教室にいなかったから包丁を机に置いて外に出た」

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男は「工事の者です」と淀みなく話した

 改元を5日後に控えた4月26日、黄色のヘルメットに青色の作業着姿の男がお茶の水女子大学の正門前に降り立った。午前10時50分、男は約160センチの塀をやすやすと乗り越え、侵入。中学の校門前のインターフォンを押し、「工事の者です」と淀みなく話したという。

 校内がパニックに陥ったのは約1時間後のことだった。

「教室を通りかかった教員が悠仁さまの机の上に置いてあった果物ナイフを発見したのです。約60センチのアルミ製の棒の先端に、ピンクに塗られた2本の果物ナイフが巻き付けてあった。学校側が警察に通報したのは、それから6時間後の同日午後6時20分頃でした」(捜査関係者)

 刑事部捜査一課の他、思想的背景を探るため、公安部公安総務課や極左のデータベースを保有する公安二課が捜査に関わったという。

 そして4月29日に建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、職業不詳・長谷川薫容疑者(56)だった。

「長谷川容疑者は、犯行の数日前から都内のホテルに滞在。都内のホームセンターなどで包丁やヘルメットを購入するなど、犯行の準備をしていた。また、学校の門に設置されていた防犯カメラの一部のコードが刃物で切断されており、その付近には枝切りハサミが残されていました」(同前)

 捜査一課は5月1日午前9時頃、長谷川が住んでいた京都市西京区にある自宅マンションの家宅捜索を行い、パソコンなどを押収した。

母は「いつになっても結婚できない」と心配

 長谷川容疑者が生まれ育ったのは、京都市西京区の集合住宅だった。

「薫は一人っ子で、お父さんは関西の大学の食堂で調理師として働いていました。両親共に温厚な方です。彼は東京の大学を卒業し、コンピューター関係の会社で働いていました。十数年前にお父さんを糖尿病で亡くすと、薫は持病のあった母親を心配し、東京の家を引き払って、実家で暮らすようになった」(知人)

 同級生が明かす。

「小学校時代は放送劇のクラブに所属していました。背が低く、可愛いらしい男の子で決して目立つタイプではないけど、普通に友達もいて変わった様子はなかった。暗いとか内気という感じでもない。だからニュースをみて、『同一人物なの?』と驚いたんです」

 ふたりが現在の自宅マンションに引っ越したのは11年頃のこと。その頃、母は知人に一人息子の悩みを吐露していた。

「お母さんは『いつになっても結婚できない』と心配していました」(同前)

 近隣住民が明かす。

「築41年で、約70平方メートルの3LDKで家賃は約7万5000円。80代の母親と息子の二人暮らしでした。2人で寄り添いながらスーパーの袋をぶら下げて、帰宅するのを見たことがあります」

 別の近隣住民が続ける。

「常に野球帽を被って眼鏡をかけて、いつも黒っぽい服装が多かった。すれ違うと普通に『こんにちは』と挨拶をしてくる。ただ平日の昼間に近所のショッピングモールで買い物をしていたり、働いている様子は一切ありません」

 長谷川容疑者は実社会に深く根を下ろさず、ひっそりと日常生活を送っていた。だが、やがて社会との接点を遮断する中で、危険な“思想”を育んでいった。

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最終更新:5/18(土) 12:15
文春オンライン

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