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今のバルセロナは「ゲームを支配できていない」 名手シャビ、失意の古巣に提言

5/18(土) 10:13配信

Football ZONE web

今季限りで現役引退のシャビ スペインでの監督業は「まだ早すぎるよ」

 元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(アル・サッド)は、現地時間20日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ最終節のペルセポリス戦で、プレーヤーとしてのラストゲームを迎える。その後、カタールで指導者キャリアの第一歩を踏み出すことが濃厚となっているなかで、古巣バルセロナに対して“提言”を行ったとスペイン紙「マルカ」が報じている。

 この記事はスペイン・カタルーニャのテレビ局「TV3」のインタビューを受けたもの。アル・サッドに所属するシャビは、カタール国内のカップ戦で日本代表MF中島翔哉を擁するアル・ドゥハイルに1-4と大敗し、タイトル獲得で有終の美を飾ることはできなかった。とはいえ、シャビの目はすでにセカンドキャリアに向けられていて、正式発表こそまだだがアル・サッドで指導者になると各メディアで報じられている。

 バルサでの数々のタイトル獲得、スペイン代表では2008年と12年の欧州選手権(EURO)連覇に10年ワールドカップ初制覇という栄光に包まれたキャリアについて、シャビは「すべてがおとぎ話のようだ。すべてのトロフィー、経験、僕がピッチでプレーで楽しんだこと、バルサと代表チームで感じたことは忘れ得ない」と話す。「僕は指導者であることを証明するため、ゼロからスタートする必要がある。バルサに戻ったり、ラ・リーガのチームを指導するのはまだ早すぎるよ」としばらくは修行期間だとしたが、バルサの現状についてはこのようにも語っている。

「バルサがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やリーガで優勝した時、僕らは試合を支配してきた。それが歴史が伝えてくれることなんだ。僕たち(バルサ)は今、ゲームを支配できていないんじゃないかと思う」

ゲームコントロールに“陰り”が見えていることを懸念か

 バルサは今季のCL準決勝で、リバプールとの第1戦をホームで3-0と快勝しながら、敵地での第2戦ではボール支配がままならず、0-4とまさかの大逆転負けを喫した。昨シーズンも準々決勝でローマに同じような敗戦を喫しており、本来の武器だったはずのポゼッションによるゲームコントロールに陰りが見えていることを、シャビは懸念しているのだろう。

「まだ自分自身(バルサを指導する姿は)想像できない。バルサのトップチームの指導者として始めることはできないよ、それは普通じゃないことだからね」

 シャビはこのように話し、指導者としてはこれから学ぶことが多いとしている。果たしてカタールの地で経験を積み、いつの日かカンプ・ノウの地に監督として戻ってくる日は来るのだろうか。

Football ZONE web編集部

最終更新:5/18(土) 10:40
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