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東大生の「必ず伝わる説明の技術」が凄すぎた

5/18(土) 6:10配信

東洋経済オンライン

偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏にとって、「伝える力」が東大入試の最大の壁でした。
「説明が上手な人、相手の目線に立って話をすることができる人は、問題を解く能力が高い」と語る西岡氏。2週間で7万部突破のベストセラー『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』でも書かれている「伝える力」について、新刊『“なぞなぞ“&“身近なテーマ”で楽しみながら「自分で考える力」を鍛える 東大ドリル』では具体的な問題を交えて紹介しています。

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ここでは、「相手に確実に刺さる、わかりやすく伝えるコツ」について、解説してもらいました。

■東大の試験で重視される「他者視点」

 「ちゃんと説明しているはずなのに、伝わらないと言われる!」「うまく説明できたと思ったのに、ぜんぜん伝わっていなかった……」

 こんな悩みをお持ちの方は多いと思います。というか、僕もずっとこの悩みに悩まされ続けていたので、この感覚はよくわかります。

 自分の中ではすべて懇切丁寧に説明しているのに、相手から「え、意味わかんない」「何言ってんの?」と言われる悲しい体験を、僕は何度経験したかわかりません。

 これは、「ある思考力」が欠けているから起こっていることかもしれません。相手の立場に立って物事を考える力、「客観的思考力」です。『東大作文』でもお伝えした「双方向性」ともつながるのですが、これは「他者視点」と言ってもいいでしょう。

 東大は、この能力を非常に重視している大学です。相手の立場に立って文章を書ける人間でないと容赦なく不合格を食らってしまいます。たとえ受験生が答えをわかっていたとしても、それをきちんと説明する能力がないと0点になってしまう……ということが、けっこうザラにあるのです。

 いったいなぜ、東大は「他者視点」を重視しているのか?  そこには実は、意外な理由が隠されていました。

 僕は東大生をはじめとする「勉強のできる学生」のことを、インタビューやアンケートを取って調査しているのですが、その中で見えてきたのは「説明が上手にできる人」「相手の目線に立って話をすることができる人」は問題を解く能力が高いということでした。

 与えられた問題や目の前にある課題に対して、「他者視点」のある学生は必ず「ゴールから逆算」をします。とにかく目の前の問題を解こうと、あてずっぽうにいろんなアイデアや考えを発散させるのではなく、「いったい何が求められているのか?」「どうすればこの課題は解決するのか?」というゴールを見据えて物事を考えるのです。

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最終更新:5/18(土) 6:10
東洋経済オンライン

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