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【カスタムカー】時空を超えて復活した「ビーチャム ジャガーMK II」は実に華麗だ(1992年)

5/19(日) 6:30配信

Webモーターマガジン

オセアニアが故郷で年に24台生産された

モーターマガジン社のアーカイブから、ちょっと懐かしく珍しいクルマを紹介する連載企画。今回は名車ジャガーMK IIをニュージーランドでリビルドしたモデルだ。

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ジャガーのコンパクトサルーンとして1959年に発表され、一世を風靡したのが「MK II(マークツー)」だった。MK IIが登場してからMK Iと呼ばれるようになった前型の発展モデルだが、比べてみるとプレスドアからクロームサッシのウインドーモールになったり、各ピラーも細くされるなど変更点は多い。

さて、そんなジャガー MK IIをこよなく愛する人は、生産中止になってからも数多く存在した。中でもニュージーランド在住の医師、グレゴリー.M.ビーチャムはマニア中のマニアといえた。彼は好きが高じてMK II 専門のレストアとその販売業まで始めるに至る。

湿気の少ないオーストラリアとニュージーランドに輸出された車体のみをベースに、エンジン、トランスミッション、デフはもちろん、ボディ、サスペンションまで一旦オーバーホールされ、主要パーツ、ビス、ボルト類は新品に交換して組み上げる。その過程で防錆対策とペイントもなされた。

当然ながら、当時のものよりも耐久性と信頼性は向上していた。インテリアも、フェシアやドアトリムに多用されているウォールナットは新品のような輝きに。シートやコンソールに貼られた上質の革も新品のものに替えられていた。

スターターボタンを押すとエンジンは一発で目覚め、かつてヨーロッパのツーリングレースで活躍した風景を想像させるようなエキゾーストノートは力強く、それでも品の良さは失ってはいなかった。

ビーチャム ジャガーの生産台数は年に24台に限られたが、日本にもかなりの台数が輸入された。現在も現役のジャガー MK IIは、実はこのビーチャム ジャガーが多いようだ。

ビーチャム ジャガー MK II(1992年)主要諸元

・全長×全幅×全高:4590×1690×1460mm
・ホイールベース:2730mm
・車両重量:1640kg
・エンジン種類:直6DOHC
・排気量:3422cc
・最高出力:210ps/5500rpm
・最大トルク:29.7kgm/3000rpm
・トランスミッション:5速MT
・タイヤサイズ:145SR15

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最終更新:5/19(日) 6:30
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