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TikTok 活用、マーケターはどのように試しているか?

5/19(日) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

フォロワー爆増の理由

TikTokにおけるマーケティングはまだはじまったばかりで、アーリーアダプター間の競争はまださほど激しくない。バイエルン・ミュンヘンらにとって、TikTokはSnapchatやインスタグラム(Instagram)のようなすでに確立されたプラットフォームよりも安価な選択肢なのだ。TikTokであれば、競争の激しい既存のプラットフォームよりも低コストでバイラルマーケティングのキャンペーンを実施してエンゲージメントを稼げる可能性がある。現在、レスナー氏がオーガニックな手法を用いているのも、このためだ。レッドブルやナイキ(Nike)、コカコーラ(Coca-Cola)ら、TikTokでプロフィールを開設したブランド各社も同様のアプローチを用いている。

たとえばレッドブルはTikTok上で240万人のフォロワーを抱えているが、同社をはじめ多数のオーディエンスを短期間に獲得できる広告主が存在している理由のひとつにFacebookのアカウントでTikTokにサインインできるという点が挙げられる。ソーシャルメディアのスケジュールツールを提供するルームリー(Loomly)のCEO、ティボー・クレメント氏は「FacebookとTikTokでは使える技術に共通点がある。この2プラットフォーム間でフォロワーの橋渡しをすることで数字は簡単に伸びる」と指摘する。

TikTokの大きな魅力のひとつに、基本的に誰でもクリエイターになれるという創作上の強みが挙げられる。英調査会社グローバルウェブインデックス(GlobalWebIndex)のデータによると、TikTokのユーザーのうち66%は、ほかのユーザーの独創的な動画を見るのが好きで、60%のユーザーが自分で独創的な動画を作りたいと考えている。インスタグラムの謳い文句が「すべてのユーザーを写真家に」だとすれば、TikTokの謳い文句は「すべてのユーザーを映像作家に」だ。

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最終更新:5/19(日) 8:10
DIGIDAY[日本版]

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