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『のの湯』主演の撮影裏話「奈緒」私の親友を紹介します(笑)

5/19(日) 16:00配信

SmartFLASH

「NHK朝ドラで親友役を演じた俳優はブレイクする」。まことしやかに囁かれるそのジンクスを体現するように、スター街道を駆け上っている女優がいる。2018年4月スタートの『半分、青い。』で、半年間ヒロインの幼なじみ役を務めた、女優の奈緒だ。

 2019年は初主演映画をはじめ、出演作が数多く控えている。そして現在、初の全国放送ドラマ主演作となる『のの湯』(BS12 トゥエルビ)が放送中だ。

 本作は、『孤独のグルメ』の原作者として知られる久住昌之氏が、原案協力を務めた同名マンガの実写化。奈緒が演じるのは、銭湯が大好きで少し天然な、車夫の女の子・鮫島野乃だ。

「運命的なんですけど、朝ドラのときも今回も、演じさせていただく役と共通点があったんです。

『半分、青い』の木田原菜生ちゃんは、実家がブティックで美術部に所属している設定なんですけど、私の実家も母が子供服のお店をしていて、中学生時代、私も美術部に入っていました。

 そして、『のの湯』の野乃とは、同じような銭湯エピソードがあります。小学校の低学年ぐらいのときだと思うんですけど、地元・福岡で銭湯を経営しているお家のお子さんと仲良くしていて。その子とは学校が違ったんですけど、親同士が仲良くて、通っていたんです。

 銭湯に行って、お店が閉まったあとに、2人だけで銭湯に入っていました。その子のお家がすごく羨ましくて、親にダダこねて、その子のシャンプーを真似して買ってもらったり(笑)。だから私にとっても、銭湯は楽しくて、すごく憧れの場所でした。

 ただ、そこでしか会っていなかったので、いつのまにかその子とは会わなくなってしまって。役をいただいたときに『似てるな』と思って、その子のことをちょっと思い出しながら撮影をしていました。野乃の思い出は、もうちょっと複雑なんですが……それはドラマの展開をお楽しみに(笑)」

 自身も思い入れ深い、銭湯を舞台にした作品で主役に抜擢された奈緒だが、そのまますんなりキャラクターに入れた、というわけではなかった。

「共演者の丸ちゃん(都丸紗也華)と(高橋)ユウさんは、『野乃は奈緒ちゃんに近いものもある』と言ってくださるんですけど、台本を読んだ第一印象は、『とっても野生的で、一挙一動がちょっと予想がつかない子だな』と思いました。

 野乃は天然なところがあって、遠慮してしまう感覚がない子なので、『自分の常識の範囲内で野乃を収めてしまってはダメだな』というふうに考えていました」

 奈緒の役作りには、独特の感性が働いている。

「いつもそうなんですけど、役作りのときは、『とにかく台本を読んで、読んで、読んで』という感じで、ひたすら読んでいます。

 今回は「車夫」という特殊な役でしたし、たとえば事前に車夫の練習をさせていただいたり、役柄に合わせた実務的な準備は、もちろんどんな作品でも欠かさずにやります。

 ただ、私が役づくりで一番大事にしているのは、その役の、今回だと野乃のことを、『一番理解してる存在になる』ということです。

 でも、やはり現場に入ると、頭で想像している状況とは違います。とくに『のの湯』は、丸ちゃん・ユウさんと一緒にお芝居をするシーンがすごく多くて。最初は、おふたりの空気感とかリズムも、まだ全然わからない状態で、現場で変わることも、たくさんありました。

 だから、『現場でなにが起きても、野乃でいられるように』という気持ちで、すごく台本を読んだ作品でしたね」

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最終更新:5/22(水) 20:23
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