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空港での顔認証は断ってもよい

5/19(日) 21:13配信

ライフハッカー[日本版]

ライターのMackenzie Feganさんは先日、ジェットブルー航空の国際便に乗りました。

【画像】空港での顔認証は断ってもよい

その際、搭乗ゲートで搭乗券やパスポートを見せることなく搭乗できたそうです。彼女はTwitterで、こうつぶやいています。

カメラをのぞき込んだら、ボーディングブリッジに進ませてもらえました。いつの間に、顔認証が搭乗券の代わりになったの? 私、同意したっけ?

彼女と同様、最近飛行機に乗った人の多くは、知らないうちに航空会社の顔認証ソフトウェアに登録されています。そう遠くない将来、誰もがそれに慣れるのかもしれません。

搭乗プロセスの簡易化になるので、それを歓迎する人もいるでしょう。数秒とはいえ、券を探して見せる手間が省けるのですから。でもこの顔認証、避けておいたほうがいい理由はいくつもあります。

米国自由人権協会のシニア政策アナリストであるJay Stanley氏は、電話取材にこう答えてくれました。

米国政府が使用しているのは、きわめて強力かつ危険な生体顔認証です。

これは、深刻な管理テクノロジーになりかねません。

政府は、不必要な方法でこれを使おうとしているのです。たとえるならば、バズーカで蚊を撃つようなものです。

顔認証で搭乗できる仕組み

航空会社は、紙の証拠なしでどのように搭乗を許可しているのでしょうか。

米国税関・国境警備局のウェブサイトによると、顔認証を導入している空港では、国際便に乗る人を対象にゲートでの搭乗前(あるいは税関を出るとき)に写真を撮影します。

この情報が、米国国土安全保障省から提供されるパスポートやビザなどの渡航情報と照合されるという仕組みです。

これまで、パスポートの写真と実際の顔を見比べて同じ人物であるかどうかを判断するという作業は人間がやっていました。顔認証は、それを置き換える困難で洒落た方法です。

その背景には、顔認証ソフトウェアが人間の判断よりも優れているという前提があります。ただ、それは明確ではないのが現状です。

米国民であれば、写真は最長12時間しか保存されません。しかし、外国人が米国を離れる場合、CBPは2週間写真を保存します。

さらに、外国人が到着する場合、CBPは75年もの長期にわたって写真を保存できます。これにより、個人情報の扱いやアクセス権の問題が発生します。

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最終更新:5/19(日) 21:13
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