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不登校の10歳ユーチューバ―「ゆたぼん」は親の操り人形か? その表情からみる本音とは

5/19(日) 8:32配信

HARBOR BUSINESS Online

10歳のYouTuber、その顔は何を物語る?

 最近、不登校の天才Youtuberことゆたぼんが話題になっています。著名人・一般の方問わず、多くの方々がゆたぼんのご両親含むゆたぼんの考えや行動について、賛否両論の意見を交わせています。

⇒【画像】「茂木健一郎先生とお話」のなかで、唇を巻き込み、視線を下に向けるゆたぼん

 ゆたぼんが不登校になった理由は、ゆたぼん曰く、「宿題をやりたくなかったのに先生に無理やりやらされた」「皆が親や先生の言うことを『はい、はい』聞くロボットのように見え、そうはなりたくなかった」と説明しています。

 そして、自殺したくなったり苦しくなるのなら学校に行かなくてもよい、自由に生きるのがよい、人生は冒険である、子どもピースボートをつくって世界中の子どもと友達になり戦争をなくしたい、このような考えや展望をYoutubeで発信しています。

 不登校の理由を表面的に聞くと、単なるわがままに思えます。考えや展望を表面的に聞くと、理想的に思えます。しかし、本当にこの理解でよいのでしょか。本日は、ゆたぼんの表情・言語分析を通じて、ゆたぼんの気持ちを読み解きたいと思います。

「茂木健一郎先生とお話しした‼️」の動画を分析の中心に、【ロボットになるな!】不登校の天才YouTuber「麦わらのゆたぼん」及び【おはきゃー】子どもがお年玉で買った仮想通貨XEM(ネム)が暴騰して資産が1.5倍以上に!の動画内容を補足的に用いて考えたいと思います。

ゆたぼんが学校に行きたくない本当の理由は何か?

 結論から書きます。学校に行きたくない理由は、単に宿題をやりたくないというというよりも、このことの前後に生じた先生の対応や友だちの態度に嫌悪を抱き、学校に閉塞感を覚えたことに起因していると私は考えます。

 また現時点で、やりたいことを明確に見据えているわけではないと思われるため、周りの適切な環境づくりと本人の努力次第で、正規の学校にこだわらずとも、将来は開けてくると思います。

 それでは具体的な分析・解釈プロセスを書きます。

 先生の対応に嫌悪を覚えたと考えられる理由は、次のやり取りに現れています。

 茂木氏が「宿題嫌だったっていう理由以外に(不登校の理由は)何かあるの?」(動画①0:02:59~)と質問したところ、ゆたぼんは、「先生に叩かれた」「周りの子たちがロボットに見えた」と答えています。これは、宿題が嫌だという理由以外の不登校になった理由ではなく、宿題をしないということに付随して起こった出来事であることが、【ロボットになるな!】不登校の天才YouTuber「麦わらのゆたぼん」のゆたぼん自身の説明からわかります。

 このとき、話の焦点が先生に叩かれた話よりも友だちがロボットに見えた話になります。

 しばらくその話が続き、その話が終わると茂木氏が違う話題を話し始めます(動画①0:04:31~)。しかし、その間、ゆたぼんは、何度か唇を巻き込み、視線を下に向けます。これは熟考を意味します。

 その後「で、叩かれて」と先の先生に叩かれた話に戻ります(動画①0:04:46~)。一見、話の展開が唐突のように思えますが、熟考があることからゆたぼんはずっと「先生に叩かれた」話をしたかったのでしょう。

 この先生は、自分の手で机に「バン!」と叩くとき、滑ってゆたぼんにあたったと供述したようですが、ゆたぼんは茂木氏にそんなことあり得ない、先生はウソをついたとやや語気を強めて説明します。

「君の心の中では、先生がちょっとウソついたと思ちゃったんだよな」と茂木氏は話しますが(動画①0:05:22~)、ゆたぼんは「うん」「う~ん」と言いながら、口角が引き下げられる、下唇が引き上げられる、上唇が引き上げられる、唇が窄む、唇がプレスされる、唇がすり合わされる動きを見せます。これらは熟考や嫌悪を意味する表情筋の動きです。

 それを察してか、茂木氏も「それは傷つくな」「嫌だよな」とまとめます。ここでこの叩かれた話は終わるのですが、ゆたぼんの表情変化が続いていることからまだ言いたいことを残していると思われます。

 以上のことから、ゆたぼんは単に宿題がやりたくないのではなく、それがきっかけとして表に出てきたその先生の対応に不信感を抱いたのだと思われます。

 もちろん、その先生がウソをついかたどうかはわかりませんし、ゆたぼんが普段どんな態度で先生に接していたかはわかりません。しかし、少なくともゆたぼんの気持ちには拭いきれない嫌悪というものを残してしまったのだと思われます。

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最終更新:5/19(日) 9:34
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