ここから本文です

<MotoGP> 日本人勢躍進!

5/20(月) 17:14配信

webオートバイ

モト3では小椋が鈴木が鳥羽が!

この週末は、MotoGP第5戦フランスGPが行なわれました。週末、お天気よくなかったですね。金曜はかろうじてドライ、土曜はウェットな時間帯があり、決勝日は降るんだか降らないんだか、気温が低く路面温度も上がらない一日。
なんだか南の方から梅雨入りしちゃいそうな日本の陽気とビミョーにマッチしていましたが、そのせいってわけでもないんですが、このフランスGPは日本人ライダーの活躍が目立ってました。

金曜のフリープラクティス1から、Moto3では真崎一輝(BOEスカルライダーKTM)が4番手、前戦スペインGPで初表彰台に上がった鈴木竜生(SIC58スクアドラコルセHONDA)が5番手、小椋藍(ホンダチームアジア)が9番手に入ると、FP2では小椋がトップタイム! 鈴木3番手! さらに土曜のFP3では今度は鈴木がトップタイムを出し、小椋は5番手と、小椋、今シーズンにGPデビューを飾ったルーキーですよ?
その小椋、2列目4番手グリッドを獲得した鈴木を上回って、公式予選ではフロントロー3番手グリッドを獲得してのけました! 

「金曜からバイクのフィーリングがよくて、コースもいい印象、それが速く走れている理由だと思います。先日のヘレステストでセッティングを少し変えて、もっとうまく乗れるようになりましたね。3番手スタートはうれしいですが、グランプリでの1列目スタートは緊張します」と小椋。

鈴木は2列目4番グリッド、3列目には開幕戦ウィナー、小椋のチームメイト、鳥羽海渡もいます。

決勝日の日曜も朝からどんより。オープニングレースのMoto3では、まずフロントロースタートの小椋に大注目していました。
が! なんとその小椋、オープニングラップでビッグハイサイドを演じ、転倒リタイヤしてしまいます。ここまでの4戦、リタイヤなしでコンスタントに決勝レースを走り切っていた小椋ですが、これが今シーズン初リタイヤ。タイヤに熱が入らないオープニングラップで、トップ集団のペースに惑わされている中で、タイヤケアができていなかったんでしょうか。きっといい経験になるぞ、落ち込んどったらイカンぞ、アイ!

うわわ、アイいなくなっちゃったよぉ、と思ったら、鈴木がレースを引っ張ります。この、ひとりいなくなっても次が、っていうのが今年の日本人勢の選手層ですね。

鈴木は前戦スペインで、グランプリ初表彰台2位を獲得しましたが、やったー、って喜ぶんじゃなくて、優勝できなくて悔しかった、の方が強かったようですから、もちろん優勝狙いの走りだったでしょう。これでアメリカズ→ヘレス→ル・マンと3戦連続でトップを走っている鈴木を見ることになります。いいぞ、タツキ!

全体のレースペースを引っ張りながら、何台かに抜かれてもいつの間にかトップに、またはトップを伺う位置を走れている鈴木、これは落ち着いてペースを見ているから、優勝しちゃうな、きっと! と思っていたら、残り6周というタイミングで単独で転倒! コーナー出口でリアを滑らせての単独転倒でしたから、これは鈴木のミスでしょう。うーむ、いいところ走りながら転ぶ、ってパターン、クセにしちゃイカンぞ、タツキ!

いやぁアイもタツキもダメだったかぁ、次がんばれよー――と思っていたら、10台近くのトップグループの後方につけていたのが鳥羽! 鳥羽はレース中盤あたりまで、トップ集団のうしろ、セカンドグループを引っ張っていたんですが、終盤にトップ集団に追いついて6番手あたり、いつの間にかトップが見える位置を走っていたんです。
そこから鳥羽は残り4周くらいのタイミングから、ガブリエル・ロドリゴをかわして5番手、アーロン・カネットを抜いて4番手に上がると、アンドレア・ミーニョもロレンゾ・ダラ・ポルタもパッシングして2番手に浮上! このタイミング、このポジションの上げ方こそ、勝ち方を知ってる証!
これはカイト、2勝目行ったな、って安心しかけたら、同じように後方からトップを狙っているメンバーもいるわけで、3番手を走っていた最終ラップにカネットにイン側にナジこまれ、ブツけられ、弾き飛ばされ、それでもラインに復帰しようとしたら、そこに瞬間的にコントロールを失ったカネットがいて、ジョン・マクフィとダラ・ポルタに逃げられ、間に3台も入れられて6位でフィニッシュ! ハラたつのはぶつけてきたカネットがちゃっかり3位に入ってランキングトップにいること! アノヤロー……って、きっと日本中のファンはそう思っていたでしょう。ペナルティくらったって不思議じゃない動きだけど、たとえそうでもカイトのポジションは回復しないもんね……。
けれど、カイトはフィニッシュラインを通過して、ちゃーんとカネットのとこまで迫って行ってドン、と小突いて「なにやってんだよオマエはぁ!」ってジェスチャーしていましたもんね。これ大事! 意思表示しとかないと、この先にも同じ局面があった時に「アイツにはブツけても文句言ってこないから大丈夫」ってナメられちゃいますからね。

「勝てたレースだったのにがっかりです。序盤にタイムロスしたことを除けばいいレースができた。最終ラップ、トップに出ようとしたらカネットが接触してきて、あれはちょっと危なかった。あのままだとどっちも転んでしまうから、引かざるを得なかったんです。6位は残念ですが、ゴールできたのは重要でした。次のムジェロで取り返します」とカイト。ピットに帰ってからはガッカリとしょげてたし、その後の国際映像ではちょっと目が潤んでたよなぁ、ちくしょー。

1/2ページ

最終更新:5/20(月) 17:14
webオートバイ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事