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フリーランスになるよりも自由に働ける会社 【遊ぶように働く~管理職のいない組織の作りかた】

5/20(月) 11:40配信

FINDERS

セルフマネジメントを推進する組織

(この記事は2018年6月5日にFINDERSにて掲載されたものです)

過去の連載の中で、内発的動機づけによって、自律的に働く人たちの生産性を最大化するという考え方を紹介しました。

内発的動機づけに必要な「なぜそれをするのか」という目的は、会社に必要なのはもちろんのこと、そこで働く個人にとっても大事なことです。

特にセルフマネジメントで働く人たちにとっては、会社のために働くというだけでなく、自分自身の人生のため、成長のためにも働くという意識も強く、そうであるからこそ管理されなくても働くのです。個人にとっての「働く理由」があるはずです。

なぜ働くのかという質問に対する答えが、しっかりと自分の中にある人はセルフマネジメントに向いています。ただ漫然と働く人は、やはり管理されないと働けないように思います。

「そんな風にセルフマネジメントができて、顧問として自分のお客様がいて自立できるのに、社員の人たちは会社を辞めたりしないんですか?」

そんな質問を受けることがあります。今のところ、7年会社をやってきましたが、修行中に辞めた人はいますが、一人前と呼ばれるキャリアになって辞めた人はいません。つまり、セルフマネジメントできる人ほど辞めていないのです。

セルフマネジメントができることと、会社で所属して働くことは、けっして相反することではないのです。

フリーランスになるだけでは得られない自由

組織に所属してサラリーマンで働くよりも、フリーランスになった方が圧倒的に自由でしょう。なにより、仕事をするもしないも、自分で選ぶことができるのですから。嫌な仕事は断ればいい、ただし、それで食っていけるかどうかは自己責任です。

フリーランスは基本的に一人で働くことになります。自由な反面、すべての作業を自分でこなさなければいけません。得意なことならば良いのですが、苦手な仕事であっても時間をかけてやることを受け入れるしかないのです。

プログラミングがとても好きで得意だったから、フリーランスとして独立したものの、次の仕事を見つけるために苦手だった人脈作りや営業をしなければ…なんて話も聞きます。

契約に伴う経理や手続き、仕事がなくなったときのために備えた資金繰りなど、本業以外の仕事はいくらでもあります。想像してたよりも本業にかける時間が取れないなんてこともありえます。

果たして、そのワークスタイルは望んでいたものなのでしょうか。

もちろん向いている人も沢山いると思いますが、フリーランスになったからといって、完全な自由が得られるわけではないということです。

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最終更新:5/20(月) 11:40
FINDERS

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