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【スーパーカー第二黄金期 01】911をハイテクで武装した“グルッペB”が進化して誕生した「ポルシェ959」

5/20(月) 6:30配信

Webモーターマガジン

「Porsche 959/ポルシェ 959」

第一次のスーパーカーブームが落ち着いてから約10年。1980年代末に日本はバブル景気に突入する。そんな時代に新たなスーパーカーが数多く登場し「スーパーカー第二黄金期」が到来する。この華やかなりし時代の寵児たちを振り返る連載企画をお届けする。まずは「ポルシェ959」からだ。

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1983年のフランクフルトモーターショー(IAA)でポルシェが発表したのが、“グルッペB”というコンセプトカー。このモデルはポルシェ911を4WD化したプロトタイプだった。

そしてグルッペBは「911・4WD」へと改良熟成されて、翌1984年のパリ~ダカールラリーで総合優勝を飾ることになる。

グルッペBはさらに進化して、1985年のIAAでカタログモデルの「ポルシェ959」としてデビューする。エクステリアは一見911のボディをモディファイしただけのように見えるが、実はルーフなどを除いて大半は専用に新設計されている。

ドアとボンネットはアルミ製で、ボディパネルにはケブラーやCFRP(炭素繊維強化プラスティック)などが多用されている。

パワーユニットは2.85Lの水平対向6気筒。ヘッドは4バルブDOHC化され、しかもヘッドのみ水冷化されている。ツインターボも装着して、最高出力450psと最大トルク51.0kgmを発生した。

ボルグワーナー製の6速MTや多板クラッチ式フルタイム4WDなど、当時のポルシェが持つ先進技術のすべてが投入されており、「誰でも全天候で快適な高速移動が可能になった」と当時は言われたものだ。

ポルシェ959 主要諸元(1987年)

・全長×全幅×全高:4260×1840×1280mm
・ホイールベース:2270mm
・車両重量:1450kg
・エンジン種類:水平対向6DOHCツインターボ
・排気量:2850cc
・最高出力:450ps/6500rpm
・最大トルク:51.0kgm/5500rpm
・トランスミッション:6速MT
・駆動方式:リアエンジン フルタイム4WD
・タイヤサイズ:前235/45VR17 後255/40VR17

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最終更新:5/23(木) 18:57
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