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ストレッチで「やってはいけない!」6つのこと

5/20(月) 7:00配信

Tarzan Web

大人気のストレッチ。とにもかくにも柔らかければいいのか。運動前にしていいのか。痩せるのか痩せないのか…。胸の奥に溜まっていた、素朴な疑問を一挙解決する![取材協力/坂詰真二(スポーツトレーナー、スポーツ&サイエンス)]

1. ストレッチ中は伸ばしている筋肉を意識してはいけない

トレーニングで守りたい大切なルールの一つに「意識性の原則」がある。トレーニングに集中して鍛えている部位や機能に注意を向けなさいという教えだ。

でも、ストレッチでは伸ばしている筋肉を意識してはダメ。「意識すると筋肉が力んで逆に伸びにくくなってしまうからです」(スポーツトレーナーの坂詰真二さん)。重りを持っているわけではないから、ストレッチ中は気を抜いてリラックスしても危険はない。深い呼吸を心掛ければいい。

あえて意識を向けるとしたら、伸ばしたい筋肉と反対の働きをしている拮抗筋。胸の大胸筋なら背中の広背筋、太腿後ろ側のハムストリングスなら太腿前側の大腿四頭筋だ。

ある筋肉を収縮させると、それを邪魔しないように相反抑制という仕組みで拮抗筋は緩む。伸ばすときは逆に拮抗筋は収縮するから、そこへ意識を向けると拮抗筋がより縮みやすくなり、ストレッチがスムーズに行えるのである。

2. 硬い関節をひねってほぐしてはいけない

ストレッチの対象となる筋肉は、関節を跨いで骨と骨についている骨格筋。伸ばそうとすると必然的に関節の動きを伴うのだが、そこで留意したいのは関節を不用意に捻らないこと。

関節は肘や膝の曲げ伸ばしのような屈曲と伸展が得意な反面、外向きに捻る外旋や内向きに捻る内旋には構造的に弱い。硬い関節を無理に捻ろうとすると、最悪の場合は関節が突然外れる恐れがある。

「格闘技の関節技の大半は相手の関節を捻り、タップに持ち込もうとします。巨漢の力士が投げ技で豪快に転ぶのも、相手が関節をきめて捻っているから。そのままだと関節が外れるので、ケガをしないように自分から進んで投げられているケースが多いのです」

本人は捻っているつもりはなくても、下のイラストのように知らない間に外旋や内旋が入って関節にダメージを与えることもあるから注意。

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最終更新:5/20(月) 7:00
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