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【総括】ヤマハ新型YZF-R25【3番勝負!】新旧/ニンジャ250/CBR250RR[#04]【結論】

5/20(月) 17:30配信

WEBヤングマシン

倒立フォークはただの飾りではなかった!

サーキットテストでその性能がハッキリした’19年モデルの250フルカウルスポーツたち。新YZF-R25は期待を大きく上回る走りでその勢力図を書き換えうるかも。ますますニーゴーが面白くなってきた!

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海外遠征した収穫は大いにあった

国内仕様発売から1か月前に、わざわざインドネシア・セントゥールサーキットまで赴いて行ったライバル・ガチンコ対決。新R25の抜群の進化ぶりに、その意味は十分にあった

まずは、新旧R25の比較から振り返ろう。ここでは新旧で明らかな差を見ることができた。エンジン性能自体についてはまったく同じと言ってよく、最高速が8km/h伸びるという新形状カウルもそこまでの威力を発揮する場面には、今回残念ながら出会えなかった。しかし、それだけに圧倒的なタイムの違いを生み出したハンドリングの間違いないレベルアップを実感。同じエンジン、同じフレームでここまで変わるのかと思うほど攻めやすくなった。

ニンジャはモデルチェンジ前の旧ニンジャよりは確実にハンドリングアップしており、新R25より大柄な部分はあるんだけど相対的には似たようなところでいい走りを楽しませてくれた。エンジン性能にしても、ニンジャとR25はCBRのような高回転で勝負するのではなく、あくまで公道で使える実用域を中心とした扱いやすさを主眼に置いたもの。パワー的にも互角だ。価格帯でもこの2車は真のライバルと言えるが、丸山浩としては甲乙つけがたいというのが本音。本気でレースする場合、足まわりセッティングの本格的な煮詰めは避けて通れないのでニンジャもタイムの伸びしろがある。貫禄で選ぶならニンジャ、シャープさが好きならR25というように、もうスタイルで選んでもいいのではという結論だ。

そして、これまで別格的な存在だったCBR。CBRはそのエンジンパワーとクラス唯一だった倒立フォークによる剛性感の高さが大きなアドバンテージだったが、剛性感に加えてしなやかさも調教された新R25の倒立サスによって、その差を予想以上に縮められてきたことが白日の元にさらされた。テスト前は新R25でもそうそう勝てないだろうと予想していたところ、“あれ? 戦えちゃうかも”と思わせてくれたのは大きな収穫だった。

倒立フォーク投入はただの飾りではなかった。それもサーキット向けに特化したというより、先代R25と同じ街乗りOK、ツーリングOKのキャラに加え、全体的に上質な足に仕上げ守備範囲を広げてきたという感じ。これは国内仕様の走りも楽しみだ。

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最終更新:5/20(月) 17:30
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