ここから本文です

実話をもとにした強盗事件映画に、実際の犯人も登場! 「アメリカン・アニマルズ」を採点!

5/20(月) 17:00配信

文春オンライン

〈あらすじ〉

2004年、ケンタッキー州。退屈な大学生活にうんざりしていたウォーレン(エヴァン・ピーターズ)とスペンサー(バリー・コーガン)は、大学の図書館に所蔵されている時価1200万ドル超の画集「アメリカの鳥類」の強奪計画を思いつく。FBIを目指す秀才エリック(ジャレッド・アブラハムソン)と、すでに実業家として成功していたチャズ(ブレイク・ジェナー)を仲間に加え、『レザボア・ドッグス』などの犯罪映画を参考に計画を練り上げる。決行当日、特殊メイクで老人に変装した彼らは図書館へ足を踏み入れるが……。

【写真】この記事の写真を見る

〈解説〉

ドキュメンタリー作品が高く評価されてきたバート・レイトンの長編ドラマ初監督作。中流階級出身の大学生4人が起こした強盗事件を、俳優によるドラマと実際の犯人たちへのインタビュー映像を交えて描くクライム・ムービー。116分。

中野翠(コラムニスト)★★★★☆実話とは言え盗みの詰めの甘さと、頑張った割には雑な変装に苦笑。それでも青春のさまよう心は愛らしく伝わって来る。

芝山幹郎(翻訳家)★★★★☆「犯罪はペイしない」を地で行く実話コメディだが、浅はかな犯行ときわどい撮り方が奇妙なバランスで釣り合う。笑えた。

斎藤綾子(作家)★★☆☆☆恵まれた4人が単なるおバカな学生としか思えず退屈した。事件当時のアメリカの不自由さをもっと描いてほしかった。

森直人(映画評論家)★★★★☆「映画ごっこ」の墓場? 不謹慎動画にも通じる浅はかさの心理解析。若き日の何かやらかしたい衝動は他人事ではない!

洞口依子(女優)★★★★☆鬱屈した若者たちの憔悴感にヒヤリ。きわどい青春ドキュドラマ。タダならぬ雰囲気を醸し出すバリー・コーガンに着目。

INFORMATION

「アメリカン・アニマルズ」(米、英)
5月17日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国公開
監督・脚本:バート・レイトン
出演:エヴァン・ピーターズ、バリー・コーガン、ジャレッド・アブラハムソン、ブレイク・ジェナー ほか
http://www.phantom-film.com/americananimals/

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月23日号

最終更新:5/20(月) 17:00
文春オンライン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事