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うまい話で溢れる投資の世界で「負け組」が圧倒的に多い理由

5/20(月) 10:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

昨今、様々な業界で技術の応用が模索されている人工知能。投資の世界でも、AI技術を活用したサービスが次々と誕生し、関心が高まっています。本連載では、AI技術を用いた株価予測ソフトを開発する株式会社ソーシャルインベストメントの山本弘史代表取締役が、AIによって大きく変わる資産運用の未来について説明していきます。今回は、なぜ投資で損をする人が多いのか考えていきます。

実は稼げない⁉ 矛盾だらけの「投資の世界」

前回(関連記事:『 投資で負け続きの社長が作ったAI株価解析ソフトの実力とは? 』)の通り、筆者はAI株価解析ソフトを開発しているが、投資センスはまったくない。そのような話をすると

「投資がダメな人間が作った投資ソフトなど、信用できるか」

「どこの馬の骨ともわからない男が、なぜ世界初のソフトを作れるのか?」

「投資ツールを販売している会社の社長が『投資スキル0点』というなんて、そんな馬鹿正直に話して本当に大丈夫なのか?」

などとよくいわれる。しかしこれは作戦である。

多くの人にとって筆者は「どこの馬の骨ともわからない男」である。そのような男の話を聞いてもらうために、まずは自分の失敗談を積極的にさらして興味(疑問というほうが適切か)を持ってもらい、そのうえで馬の骨に嘘がないことを理解してもらう。そうすれば、馬の骨の話でも耳を傾けてくれるだろうという狙いがあるのだ。

前置きはさておき、ここで少し考えていただきたい。世の中には、「投資で勝つ」とうたう情報があふれているにもかかわらず、なぜ実際に勝てている人はわずかなのか。

多くの人は、イヤというほど知っているだろう。インターネット上には「投資で簡単に稼げる方法」という情報が、掃いて捨てるほどに溢れている。書店に行けば、つい手に取りたくなってしまうような、魅力的な文句の投資関連の書籍や雑誌が並んでいる。肩書きが立派な講師が伝授する投資セミナーも多数開催され、それを受講すれば明日から自分も稼げそうな気がしてしまう。

しかし、現実は違う。誰もが実感していることだろうが、個人投資家は負けまくっている。

2019年初頭に弊社の登録顧客で投資経験半年以上の方を対象にしたアンケートを行ったのだが、有効回答数792名のうち、投資で勝っている方はわずか47名、割合にして5.9%しかいなかった。あくまでも自社調べではあるが、しかし最低でも半年以上の投資系経験がある登録顧客が対象のアンケートである。どれだけ個人投資家が負けているのかが如実に示された一例といえるのではないだろうか。

世の中には「稼げそうな情報」で溢れ返っている。一方で「稼げていない人」でも溢れ返っている。このような矛盾をはらんでいるのが「投資の世界」なのだ。

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最終更新:5/20(月) 10:00
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