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「彼に指笛を吹く必要はない」酒井高徳にブーイングを浴びせた自軍サポーターに同僚が憤慨!

5/20(月) 16:02配信

SOCCER DIGEST Web

ボールを触るたびに指笛が…。

 現地時間5月19日、ブンデスリーガ2部の最終節が行なわれ、酒井高徳が所属するハンブルクはホームでデュイスブルクと対戦し、3-0と勝利を収めた。酒井は83分から途中出場している。

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 その酒井がピッチに登場した際、ハンブルクのサポーターから怒号のようなブーイングが起きた。ボールを蹴ろうとする際には指笛が飛び、スタジアムはなんとも言えない雰囲気に包まれたのだ。

 このブーイングについて、地元紙『HAMBURGER MORGENPOST』は、酒井本人は試合後に口を開くことはなかったが、同僚のDFリック・ファン・ドロンヘレンが憤慨したと報じている。

「信じられないね。こんなことが起こるなんて残念だし、ありえないことだ。ゴウは故郷から遠く離れて、奥さんや子供たちを離れて暮らすことになっても、この1年をハンブルクとともに過ごすことを選んだ。彼に指笛を吹く必要はない。ゴウをスケープゴートにするのは間違っている。彼はナイスガイで、本当に良いやつだよ」

 同紙はドロンヘレンのコメントに同調し、「サポーターはこれに同意することができるはずだ」と酒井を擁護している。

 ただ、サポーターがチームに対して憤るのは無理もない。1年での1部復帰が至上命題だった今季のハンブルクは、シーズン終盤まで自動昇格圏内の2位以内を維持していた。しかし、4月に入ってからは勝星に見放され、首位争いをしていたケルンとの直接対決に引き分けると、昇格争いをしていたウニオン・ベルリン、パーダーボルンにも敗れ、最終的には昇格/降格プレーオフに参戦する3位にも入れず、4位に終わったのだ。

 その怒りの矛先が、いまや古株となった酒井と、エースストライカーのピエール=ミシェル・ラゾッガに向けられたようだ。同じくブーイングを受けたラゾッガは試合後、「イライラした」と告白している。

 昨シーズン、酒井はクラブ史上初の2部降格が決まった直後に残留を表明。今シーズンも31試合に出場するなど主力としてプレーしてきた。同紙によれば、酒井は現在デュイスブルクに所属している元同僚のソ・ヨンジェとピッチ上で会話した際に、「4年間ここにいるのに…4年間だ」とこぼし、ブーイングに対してやりきれない思いを露わにしたという。

 ハンブルクとの契約を2020年6月末まで残しているが、この試合の前に日本に復帰する意向を表明していた酒井。4年間を過ごしたハンブルクでの最終戦となる可能性が高いこの一戦で、まさかこんな仕打ちを受けるとは思ってもみなかっただろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

最終更新:5/20(月) 16:34
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