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その転職先、大丈夫?ブラック企業を見抜く「とっておきの質問」

5/20(月) 8:47配信

bizSPA!フレッシュ

「信用社会」は仕事も人生のチャンスも広がる

 アルムナイにはもうひとつのうまみがあります。アルムナイは「信用社会」です。信用社会と言ってもキングコング西野亮廣さん、堀江貴文さん、はあちゅうさん等のオンラインサロンのようにカリスマリーダーがいなくても成立する信用社会なのです。

 なぜなら、同じ企業に勤めた経験があるので信用が担保されます。年が離れた先輩・後輩でも母校が一緒なら瞬時に分かり合えるのと一緒です。ましてや同じ会社ならどんな価値観でどんなスキルを身につけているかが不思議と肌感覚でわかりあえるものです。

 退職した後、同業に行く人だけではありません。違う業界で活躍する人もいるものです。独立する人もいるでしょう。そう、アルムナイが強いと、どんどん、かってに信用社会のネットワークが広がっていきます。

 そこにうま味があるのです。その企業に入社するだけで、オンラインサロンのように課金しなくても、会社・人材の紹介やコラボといったビジネス関係から趣味の集まり、子育てや介護の相談といったプライベートまで、広く活用できる信用社会を無料で手に入れられるのです。

「なかなか攻略できない大企業のキーマンを紹介してもらうことで大きな商談を手に入れた」「憧れの企業で働いている先輩に声をかけてもらい、そこに転職できた」など、お金では買えないネットワークを手に入れることができるのです。

外資系コンサルティングのアルムナイの内情

 実際、アルムナイが機能している企業は、企業と退職者に友好な関係が築けているので出戻り採用も発生します。私が在籍した外資系コンサルティング会社はどこもアルムナイがあります。アクセンチュアはアルムナイネットワークが強く、ex-acというメーリングリストとFacebookの非公開のグループがあります。

 登録には審査があり、ex-ac内の紹介者がいないと承認されません。登録者はそれぞれ約2000名。ex-acに投げかけると必ず期待以上の返事がくると有名です。毎日、数通は必ず新規の投稿が流れてきます。お互い尊重し、無償でコラボしています。お互いの活動がいい意味で刺激になっています。

 アルムナイがある企業は、1社で2度、美味しいのです。1つは企業と社員・退職者が良好な関係なのかを判断するリトマス試験紙になります。もう1つは退職者もあなたのネットワークになるので選択肢や可能性が爆発的に増えます。

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最終更新:5/20(月) 8:47
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